このウニ、何でできてると思う? ワサビは枝豆...愛情あふれる「赤ちゃん寿司」に反響「とっても素敵です」
日本人の多くが大好きな、寿司。でも生魚や貝類など、1歳前後の赤ちゃんが食べるには適さない食材もあり、大人といっしょに食べるのはなかなか難しい。
今、ツイッターでは、ある母手作りの「赤ちゃんも喜んで食べられるお寿司」が注目を集めている。

これはツイッターユーザーの「こはるのpapa」(@springpapa1)さんが2022年2月28日に投稿した写真。
「奥さんが作った赤ちゃん寿司が可愛すぎるから見てほしいですっ」
と、呟きを添えている。
一見するとスーパーや回転寿司店などに並ぶ寿司と変わらない。イカやマグロ、サーモンに玉子などおなじみのネタが並んでいるようだが......実はこれらは「赤ちゃん寿司」。1歳の赤ちゃんも食べやすい食材で作られているのだ。
リプライ欄には、
「もはや、芸術作品」
「可愛い...この小さいお寿司作るだけにも発想だけじゃなくて色々詰まってる感じが凄く良い」
「うにがやべぇ...すげぇ... 尊敬します」
「とっても素敵です わさびまで作られるとは お子さんが大きくなって写真見返したらとっても嬉しいと思います」
など、絶賛する声がたくさん寄せられている。
Jタウンネット記者は3月2日、投稿者の「こはるのpapa」さん(以下、「お父さん」)と作者であるお母さんの2人に詳しい話を聞いた。
軍艦巻きのノリにも秘密が
赤ちゃん用の寿司は、手前左から順に大根を使った「いか」、トマトで「マグロ」、ニンジンで「サーモン」、かぼちゃで「うに」を再現。そして「しらす」、「たまご」、「ツナ」が並ぶ。右隅に添えられたワサビにしか見えないこれは、なんと枝豆だ!

いずれも、インスタグラムで見かけた投稿をきっかけに、1歳のこはるちゃんのために作ったものだという。
「娘が普段から食べ慣れている食材・形状(固さも含めて)で作りました」
「娘も食べることが大好きなので、1歳の記念として思い出に残ればいいなと思って」(お母さん)
単に「赤ちゃんも食べやすい食材」というだけでなく、形や食感まで考えられているメニューというわけだ。
中でも目を引くのが、「うに」である。これがかぼちゃだと気づいた人はどれくらいいるだろうか。
「ウニやワサビは、先輩ママパパさんたちが既に作っておられたのを参考にさせていただきました」
軍艦巻きのノリは、ぐるっと巻いただけだと噛み切れないかもしれないという配慮から、細かく切れ込みを入れているそうだ。さらに、栄養バランスにも配慮したとのこと。
真っ先に手を伸ばしたのは...
これらの寿司を作るにあたり特に工夫した点について、お母さんは次のように述べる。
「極限まで本物に近づけようと思って作りました!例えば、人参などネタとなる野菜の角を落としたり...。ほかには、食べるときに美味しい状態で提供できるよう、時間をかけすぎず普段と同じくらいの時間で作りました」

はたして、おいしく食べてくれたのだろうか。気になるこはるちゃんの反応をお父さんに聞いてみた。
「お寿司はペロッと完食でした!」
「まず、ワサビに手を伸ばして一口で食べてました。その次に玉子を剥がして、シャリとは別々に食べ、その後もネタとシャリを別々に味わって、いつも通り美味しそうな表情で、満足そうに食べてました!」(お父さん)
最初に食べたのは、まさかのワサビ......!
普段、お父さんとお母さんが食べている寿司にそっくりのメニューが食べられて、すてきな思い出になったに違いない。
奥さんが作った赤ちゃん寿司が可愛すぎるから見てほしいですっ🍣 pic.twitter.com/P7BlAGW1eV
— こはるのpapa 1y (@springpapa1) February 28, 2022