熊本人激推し「熊本もっこすラーメン」食べてみたら→とにかく麺がウマすぎた!
甘い豚骨スープとほろ苦で香ばしい黒マー油のハーモニー
鍋で沸騰したお湯に麺を入れて2分半ゆでます。
その後に火を止め、スープを入れて混ぜ合わせ、器に移して完成。
熊本ラーメンと言えば、乳白色の豚骨スープの表面に真っ黒な黒マー油(焦がしニンニクの油)を浮かせたものがおなじみですが、今回のスープは真っ黒というわけではなく、最初から豚骨スープと黒マー油が混ざり合っていて、色味は褐色です。
用意した具を盛り付けました。
総額500円弱程度でお高めですが、なかなか豪勢ではないでしょうか。
きくらげとネギは使い切っていないので、次回以降にも使えます。
こう見ると、黒マー油が豚骨スープと混ざって豚骨醤油スープのような色味で、雰囲気的には熊本ラーメンよりも和歌山ラーメンに近いように見えます。
しかし、見た目は地味でも、味は完全に熊本ラーメンのマー油豚骨。
クセがなく、ほのかに甘い豚骨スープと、派手さはないものの焦がしニンニクの苦味や香ばしさがじわじわやってくる黒マー油がしっかり調和していました。
スープにはとろみがあり、これは麺をゆでたお湯をそのままスープに使用するためだと思われます。
ゆでたお湯を使うとスープの味が多少ボケてしまうため、クリアな味を求めるならゆでたお湯とは別にスープを作る用のお湯を用意するべき。
ただ「熊本もっこすラーメン」の場合、このとろみがスープの濃厚感を高めているようにも感じられました。