神々しいとはまさにこのこと! 屋根も石垣も真白に染まった「吹雪の合間の鶴ヶ城」が美しすぎる
雪を被ったお城の姿が神々しい――。
2022年1月12日、そんな写真付きのツイートが投稿され、注目を集めた。
投稿したのは福島県会津若松市にある鶴ヶ城(会津若松城)の公式ツイッターアカウント。
この城は今からおよそ640年前の至徳元年(1384年)に葦名直盛(あしな なおもり)が築き、1868年に起きた新政府軍と旧幕府軍による戊辰戦争の際には、新政府軍の猛攻に耐え、「難攻不落の名城」とうたわれた。
投稿された写真には、雪化粧を纏った鶴ヶ城の姿が収められている。
冬の澄み切った青空の下、威風堂々としたお城の佇まいは確かに神々しい。こんな光景を目の当たりにしたら、思わず感嘆の吐息を洩らしてしまいそうだ。
「お城の神様がいますね!」
このツイートは、19日夜時点で19万6000件を超える「いいね」が付くほど反響を呼び、こんな声も寄せられている。
「お城の神様がいますね!」
「雪景色の鶴ヶ城、やっぱり神々しい」
「こんなにうつくしい鶴ヶ城を見られて地元民として感激です」
「神々しいとはまさにこのことですね。雪は降りすぎると困りますが、こんな風景が見られるのは良いなぁと」
「美しいお城を見せていただき感謝ですね」
Jタウンネット記者が15日、鶴ヶ城の広報担当者に当時の状況について話を聞くと、
「撮影した1月12日は、猛吹雪でしたが、一瞬だけ晴れた時に撮影しました」
とのこと。例年雪景色を見ることはできるが、雪が少ない年には全面真っ白に積もらないこともあり、珍しい光景だったようだ。
担当者によれば、鶴ヶ城は「どの時期も美しく、一つの時期を選ぶことができません」として、四季それぞれの魅力があるのだという。
「春には、約1000本のソメイヨシノが咲き乱れ
夏には、新緑が芽吹き
秋には、色とりどりの紅葉
冬には、雪化粧を施した天守閣
どの季節も美しく、一番の季節が選び難いです」(鶴ヶ城の広報担当者)
新型コロナウイルスの感染拡大により、なかなか旅行が楽しめない昨今。そんななかでも、担当者はSNSを通して四季折々の鶴ヶ城の魅力を伝えていくことに意欲を燃やす。
「旅行の制限が解除されましたら、お客さまご自身の目で、美しい鶴ヶ城を見ていただきたいです」
あまりにも神々しい姿のお城。いつか足を運んで、その姿を目に焼き付けたいものだ。