「ワタシを捨てるのですか...?」 ゴミ箱の中から持ち主を「見つめる」バインダーの圧がすごい
「捨てられたバインダーが、ゴミ箱の中からこっちを見てくる」
そんなコメントと共に投稿された、一枚の写真がツイッター上で話題になっている。
バインダー......書類などを挟んだり留めたりするアレのことだろうか。それがゴミ箱の中から「見てくる」とは、一体どういうことなんだろう? 気になるその写真が、こちらだ。
緑色のゴミ箱に捨てられているバインダーの金具の部分が、上のシワと合わさってまるで「目」のように見える。たしかに、ゴミ箱の中からこっちを「見て」いた......。
可愛らしいような、でもちょっと怖いようなバインダーの写真は、イラストレーターのM@R/めばえるさんが2022年1月23日に自身のツイッターアカウント(@mar0130)に投稿したもの。リプライ等ではこんな声が寄せられている。
「なにこれ可愛いw」
「なにかいいたげ笑」
「そんな目でみつめられたら捨てられなくなってしまいます」
「感情のない表情がジワジワ怖い」
Jタウンネット記者はバインダーについて、投稿者のめばえるさんに話を聞いた。
見ているうちに愛着が湧いてきた
めばえるさんがバインダーの「視線」に気付いたのは23日の19時頃、仕事部屋でのことだ。
作業机の片づけをした際、久しく使っていなかったバインダーを見つけためばえるさんは、思い切って捨てることにしたのだが......。
「ひとまず部屋のごみ箱に投げ入れたところ、視線を感じた気がして、振り向いたら見つめられていました。よくみると哀愁のある物憂げな表情だったので『写真を撮りツイートしてみよう!』と思いました(笑)」(めばえるさん)
その後、このバインダーはどうしたのだろうか。記者の質問に、めばえるさんは
「捨てる予定でごみ箱に入れましたが、ツイートで反響があったし、何度も目を合わせるたびに愛着も湧いてきたので、結局救出することにしました。
もともとはイベント出展時にアンケートを書いてもらったり、立ちながらメモをとる際に使用していたもので、今年もイベントに出展する予定なので、引き続き相棒として頑張ってもらおうと思っています」
と答えた。バインダーがめばえるさんを「見ていた」のは、ひょっとしたらまだまだ一緒に仕事がしたかったから、なのかもしれない。