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リーゼントなんてもんじゃない! 青森の屋根から突き出た「雪庇」がいろんな意味でヤバすぎた

松葉 純一

松葉 純一

2022.01.20 08:00
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屋根があるところ、危険がいっぱい

Jタウンネット記者の電話取材に応じたのは、ヒロデン代表取締役の松川健二社長だった。

「弊社は、もう20年以上も前から、屋根の融雪事業に取り組んでおります。
つららが歩道や民家に落下するので、雪降ろしをしないと、本当に危険なのです。屋根があるところには、すべて危険が存在します」(松川健二社長)
キャプ)つららもできている(画像は再掲、編集部でトリミング)
キャプ)つららもできている(画像は再掲、編集部でトリミング)

積もっているだけでも落雪の危険があるが、いったん溶けて再び凍結したつららがぶら下がっていると、さらに危ないようだ。

そんな雪庇を防ぐために、ヒロデンが開発したのがルーフヒーター。屋根トタンへ電気ヒーターを設置し、雪や氷を溶かすのだ。

ルーフヒーターの仕組み(ヒロデンのホームページより)
ルーフヒーターの仕組み(ヒロデンのホームページより)

ヒロデンのウェブサイトには次のように記載されている。

「ルーフヒーターとは、トタンの下や上へ電気ヒーターを設置し、屋根雪やつららを溶かす設備です。弊社では北海道の技術を応用し、青森県の湿って重い雪を溶かす工法を確立し実績を積んできました。その為、多種多様なヒーターと工法を取り扱っており、屋根の形状にぴったりな融雪プランを提案し、無駄を省く事で工事費やランニングコストを抑えております」

リーゼントのような雪庇は、危険そのもの。屋根があるところは、危険がいっぱいだ。ルーフヒーターは雪国民にとって気になる存在かもしれない。

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