ゴワッゴワではあるけれど... 使い始めて約8年、古いタオルを捨てられない理由に共感しかない
「タオルってどのくらいで捨てるものなんだろ」
そんな素朴な疑問を描いた漫画がツイッター上で話題を集めた。『ひとりぐらしもプロの域』や『ひとりぐらしも神レベル』(ともにKADOKAWA )などの作品で知られるイラストレーターのカマタミワ(@kamatamiwa)さんが2022年1月4日に投稿したものだ。
古いタオルを捨てようとしたカマタさん。ふと「タオルの寿命」が気になり、スマホで調べてみると、
「タオルの寿命は半年~1年程度」
「街頭調査での買い替え時期平均2年3か月」
という情報に出会ったという。
カマタさんがその時手にしていたタオルは、7~8年は使っているもの。思いのほか短かかった寿命に冷や汗を流しながら、彼女はゴワッゴワになってしまったタオルをゴミ箱に入れようとしたのだが――。
「むしろゴワゴワなのを好む(吸水が良すぎて)
それでもなお、捨てるのを躊躇ってしまうカマタさん。その理由は、
「でもめっちゃ水吸う」
と、共感必至のもの。カマタさんはゴミ箱を閉じ、涙を流しながらひしっとタオルを抱きしめる。その姿は、まるで銃弾に倒れた同志を抱き寄せているかのよう。
この漫画は、16日夜時点で6万6000件を超える「いいね」が付くほど反響を呼び、こんな声も寄せられている。
「新しいふわふわのタオル全然水吸わないから嫌い クッタクタゴワゴワのタオルめっちゃ水吸うから超好き」
「わかります、多少ゴワついてる方がめっちゃ水吸うし、顔拭いたあとに繊維が着く心配がない!」
「むしろゴワゴワなのを好む(吸水が良すぎて)」
「子供の頃から捨ててないタオルありまっせ」
「何年も使ってもらえてタオル君嬉しかろう」
カマタさんだけではなく、古いタオルの吸水性などを理由に捨てられないユーザーは多い様子。古いタオルには古いタオルの良さがあるのだ......。
カマタさんのブログ「一人暮らしカマタミワの半径3メートルのカオス」では、カマタさんの日常を描いた作品がまとめられているので、ぜひ立ち寄ってみてほしい。