リボ払いに変更=「ピンチを回避」? エポスカード公式アプリのボタンに物議→表現の狙いは?広報に聞いた
丸井グループ系列のクレジットカード「エポスカード」を使ったことはあるだろうか。
多くのクレジットカードと同様に公式アプリから支払い回数等を変更できるのだが、「分割・リボ払い」の表現がツイッター上で物議をかもしている。

これが、問題の画面。普段からエポスカードを使用している先輩記者に、公式アプリのスクリーンショットを撮ってもらったものだ。
ここから次回の支払金額を照会でき(今回はプライバシー保護のため加工済)、必要に応じて支払い回数を変更できるのだが......右下の赤枠で囲まれた部分には
!ピンチ回避する
(分割・リボ変更)
の文字が。もしも支払いが厳しい状況でこれを目にしたら、ついタップしたくなりそうな魅惑的なボタンである。しかし、仮に「リボ払い」に変更したらそれは「ピンチ回避」したと言えるのだろうか......。
ツイッターでは、この画面について
「むしろ大ピンチの入り口...」
「自爆ボタンでは」
「ピンチ先送りボタン...」
「目の前の小さなピンチを回避させると見せかけて借金まみれにさせるボタンなので絶対押してはいけない」
などの声が複数寄せられている。このボタンを危険視する人は多いようだ。
画像を提供してくれた先輩によると、アプリのアップデート前は無難に「リボ変更する」「分割変更する」という表現だったという。
なぜ、あえて「ピンチ回避する」という表現に変更したのだろうか。Jタウンネットは2022年1月14日、丸井グループ(本社=中野区)を取材した。