「名古屋ってUnityで作られてたのか...」 高速道路の真下に鎮座する「謎の立方体」が気になりすぎる
読者のみなさんはUnityをご存じだろうか。
ユニティ・テクノロジーズが開発、提供しているゲームエンジンである。ゲームなどを開発するためのツールキットのようなものだ。
2021年3月に同社が公開したレポートによると、2020年にUnityを使って開発または運営したコンテンツの月間アクティブユーザー数は28億人に上るという。
そのロゴマーク「Unityキューブ」は3つの矢印が組み合わさってできた形。立方体の枠組みのようなデザインだ。
そんなUnityのロゴが設置されている交差点があると、ツイッターでにわかに注目を集めている。
その様子がこちらだ。
名古屋市「資料を調べたのですが...」
こちらはツイッターユーザーのさくやの(@PGM_Hecate_II)さんが2021年11月2日に投稿した写真。さくのやさんは写真にこんなコメントを添えている。
「これは名古屋名物突如街中に現れるUnityロゴ」
面がくりぬかれた立方体のモニュメントは確かにUnityのロゴと似ている。この投稿にツイッター上では、
「名古屋ってUnityで作られてたのか...」
「名古屋はVRChatのワールド説」
といった反応が寄せられている。
このモニュメントは、名古屋市中区にある新洲崎橋東交差点の名古屋高速2号東山線の柱のそばにある。
はたして、これは一体何なのか――。2022年1月12日、Jタウンネット記者は名古屋市役所緑政土木局・中土木事務所の担当者に話を聞いた。
担当者によると、このモニュメントが設置されたのは1989年の3月。Unityは2005年に誕生しているため、さすがにロゴではない。
では、正式なタイトルは何なのか。
「資料を調べたのですが、作者と作品のタイトルはわかりませんでした」(担当者)
Unityのロゴに似たモニュメントは謎のベールに包まれているようだ。