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めちゃめちゃ笑顔でこっちを見てる... 高速道路を走る「巨大ウシ」の正体は? 

大久保 歩

大久保 歩

2021.12.29 08:00
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首都高で目撃されたとってもかわいい車が、ツイッターで注目を集めている。

見かけたらニッコリしちゃう!(写真はごみくずさん提供)

これは、ツイッターユーザーのごみくず(@OewjXFLC3fbnWOY)さんが、2021年12月10日に「湾岸線、カワイイの走ってた」という呟きを添えて投稿したもの。同日の15時ごろ、千葉県市川市から神奈川県横浜市を通る首都高速道路湾岸線の東行き葛西JCT(ジャンクション)付近で見かけたそうだ。

トラックほどの大きさはありそうな牛が、こちらにニッコリ笑いかけている! 足元には「成田ゆめ牧場」の文字が。

そして、リプライ欄では

「見つけてくれてありがとうなの~
こちらは成田ゆめ牧場の、『ゆめこちゃんのキッチンカー』ゆめ
ゆめこ、カワイイって言われてとっても嬉しいの~」

と、成田ゆめ牧場の公式ツイッターアカウント(@yumebokujo)が返信している。

この牛は「ゆめこちゃん」というらしい。キッチンカーのようだが、何か作っているのだろうか。

Jタウンネット記者は14日、ゆめこちゃんのキッチンカーを導入している「成田ゆめ牧場」(千葉県成田市)を取材した。

中には「鳴き声スイッチ」が

取材に応じた広報担当者によると、成田ゆめ牧場のキャラクター「ゆめこちゃん」をかたどった「ゆめこちゃんのキッチンカー」は、基本的に土日、牧場内のファームカフェ横に現れる(22年以降の予定は未確定)。自家製ジェラートや肉巻きおにぎり、骨付きフランク等を販売しており、時期によってメニューは変わるそうだ。

またファームカフェだけでなく、イベントがあるときには会場へ移動し、そこで販売することも。ツイッターで話題の写真も、ゆめこちゃんが首都高を移動中に撮影されたようだ。

前の車両がゆめこちゃんを引いて進む(写真はプレスリリースより。以下同)

ゆめこちゃんの中は、一般的なキッチンカーと同じ構造。お腹部分を開くとカウンターになるため、ここからジェラートなどを手渡しで販売している。

お腹部分が開いてカウンターになる

さらにユニークなのが、首元の鈴だ。

車両の内部にある「鳴き声スイッチ」を押すと、この赤い鈴のスピーカーから「モオ~」と、ゆめこちゃんの鳴き声が聞こえてくるのである。

ゆめこちゃんはどんなときに鳴くのだろうか。

「お客さんがゆめこちゃんといっしょに写真を撮るときや、顔を触られたときなどにパフォーマンスとして鳴らすことがあります」(広報担当者)

実は、当初はゆめこちゃんではなく一般的なキッチンカーにする予定だったものの、ある社員のアイデアで「ゆめこちゃんのキッチンカー」が誕生したという。

道路で遭遇したら絶対に目を引くこと間違いなしの、かわいらしいフォルム。これからも愛され続けてほしい。

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