「異世界に来たみたい」 曇り空の中、煌々と輝くスカイツリーが圧倒的にかっこいい
東京タワーの約2倍、634メートルもの高さがある、東京スカイツリー。
その天まで届きそうな姿を見事に捉えた、夜景の写真がツイッターで大きな注目を集めている。
これは、ツイッターユーザーの@7Nickelpack さんが2021年12月21日に投稿した写真。
「かっこいいスカイツリーが撮れました」
と、呟きが添えられている。
雲が立ち込める暗い空に青く浮かび上がる鉄塔の、ほれぼれとする美しさ。そして地面の水たまりに反射しているのも、幻想的な雰囲気を演出している。
この芸術作品に、リプライ欄では
「めちゃくちゃ格好良いです!!」
「異世界に来たみたいで美しいです」
「ハリウッド映画に出てきそうな雰囲気ですねぇ~」
「ボスがいそう~」
「雲もいい味出してますね...」
などの賞賛が寄せられている。
いったいどのように撮ったのだろうか。Jタウンネット記者は23日、投稿者の@7Nickelpackさんに詳細を聞いた。
機材を忘れてしまい...
@7Nickelpack さんがこの写真を撮影したのは、7日の23時30分ごろ。東京スカイツリー付近の遊歩道から撮ったという。
ミラーレスの一眼カメラにL型ブラケット(カメラに三脚を取り付けるための部品)を装着し、なんと、地面の水たまりにカメラを入れて撮影したそうだ。
「普段は三脚やローアングル撮影用の機材を使用しているのですが、この日はそれらを忘れてしまった為に、L型ブラケット部分からカメラを水たまりに入れ清掃用具のブロワーで撮影角度を固定し撮影致しました」
「濡れはしますがカメラの大部分が水に浸かるということはありません」(@7Nickelpack さん)
忘れ物があったにも関わらず見事な1枚を激写するあたり、すばらしい対応力である。
なお、広角レンズを使用しているため、地面の水たまりがいっそう大きく見えているのだとか。
写真の特に気に入っている部分については、
「今回の様な動きのある雲が下まで降りてくる事は滅多にないので、撮影できて嬉しく思います。現像行程においてダークなイメージを出せたと思います」
と、コメントした。