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広島に贈られる「折り鶴」をブックカバーに 地元女子高生の挑戦

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2021.12.22 06:00
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折り鶴に託された思いが、別の形で次の世代へ

「リアビズ」一次審査を通過した彼女たちが作った会社の名は「アカイカンナ」。

その由来について公式ウェブサイトには、こう記されています。

「被爆後の75年間は草木も咲かないだろうと言われていた広島に、その年の9月にガレキの中から咲いた一輪の花が赤いかんなの花だったことが由来です。
被爆後約1か月で新しい命として芽吹き、人びとに生きる勇気を与えた赤いかんなの花。
私たちは、そんな赤いかんなの花の想いも込めたいと考え社名を『アカイカンナ』に決めました」

県のウェブサイトによると世界中から平和記念公園の「原爆の子の像」に捧げられる折り鶴の数は、年間に約1000万羽、重さは約10トンにも及ぶそうです。

そのひとつひとつから生まれるブックカバー。折り鶴に託された思いは形を変え、また次の世代へと受け継がれていくのです。

平和に向けての、素敵な取り組みですね。

(ライター:momiji)

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