温泉旅館でサービスされるお茶とお菓子の「本当の役割」とは? 元ホテルマンの「豆知識」が話題に
温泉旅館に到着して客室に入り、ほっと一息。そこで真っ先にすることといえば何だろう。
多くの人が、備え付けのお茶とお菓子に手をつけるのでは。実は、あれにはお客さんをおもてなしする以外に、もっと重要な「意味」があるのをご存じだろうか。
2021年12月、それを紹介したこんなツイートが話題を呼んでいる。
「温泉で最初に出てくるお菓子とお茶は『血糖値低下したまま温泉に入って倒れる』『水分不足で温泉に入って倒れる』人が古来からいたのでそれを防止するための措置だから『宿についたらお風呂の前にお菓子食べてお茶飲んでね!』と元ホテルマンに言われた朝でした!みんなお菓子食べてお茶飲んでね!」
ツイッターユーザーのbubudogさん(@bu_budog)が7日に投稿した、こちらのツイート。多くの人が関心を寄せ、なんと17万弱もの「いいね」、5万超のリツイートが集まっている(13日時点)。
リプライ欄には、
「うわーーーめっちゃいいこと聞いた」
「先人の知恵は凄いですね!」
「そんな意味があったんですね...!!初耳です!」
と、感心する声の他、
「売店のお菓子を売り込むためだとばかり」
「絶対、販促用だと思ってました」
など、「宣伝用」と思っていたという人も多かった。
記者も、温泉旅館のお菓子といえば、てっきり「おもてなし」の一環で用意されているものとばかり思っていたが......まさか「血糖値の低下や水分不足を防ぐ」という合理的な目的があったとは。
Jタウンネット記者は投稿者bubudogさんと「日本温泉協会」(千代田区)に詳しい話を聞いてみることにした。