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支払いはアナログな「箱」に入れるだけ 大阪で「冷凍餃子無人販売所」急増のワケ

ご当地テレビ視聴隊

ご当地テレビ視聴隊

2021.11.06 17:00
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[かんさい情報ネットten.―読売テレビ]2021年10月29日放送の「カラクリ」のコーナーでは、今注目の冷凍食品の話題を取り上げていました。

コロナ禍で自宅で食事をする人が増え、冷凍食品を食べる機会が増えてきていることもあり、冷凍食品の自動販売機が増えています。

その立役者として注目されているのが、「サンデン・リテールシステム」(大阪府吹田市)の「ど冷えもん」という冷凍食品専門自動販売機です。

商品を入れる収納部分の中がストッカーになっていて、ひとつひとつ上に重ねて補充していく仕組みが特徴。

様々な容器に対応していて、中に入れる商品のバリエーションが格段に広がりました。

ど冷えもん(サンデン・リテールシステムのプレスリリースより)
ど冷えもん(サンデン・リテールシステムのプレスリリースより)

さらに、今年6月に「食品衛生法」が改正され、許可の申請の届け出が以前より簡単になったのも、冷凍食品専門自動販売機の導入増加の理由のひとつだそう。

以前は冷凍食品の販売に明確なルールがなかったため販売に乗り出せなかったのが、改正後は特定の衛生管理基準を満たしていれば、届け出ることで販売が可能に。外食産業の新たな収入源として参入しやすくなったのだとか。

冷凍食品の「無人販売所」も急増中!?

また、大阪では、冷凍食品の「無人販売所」が急増中なんです。

ラーメンチェーン「大阪ふくちぁん」が24時間営業の無人餃子専門店「ふくちぁん餃子」を運営。例えば蒲生西店(大阪市城東区)の店内には大量の冷凍餃子の入った販売機がズラリと並んでいます。

画像はふくちあん餃子 工場直売所のFaccebookより
画像はふくちあん餃子 工場直売所のFaccebook(https://www.facebook.com/fukuchangyouza)より、蒲生西店の店内

定番の「ふくちぁん餃子」36個入り1000円をはじめ、「九条ネギ」「スタミナ」「野菜」などどれも同額で、タレや保存袋も購入できます。

実は創業45周年の記念事業としてスタートした餃子の無人販売でしたが、たまたま始めたものがコロナ禍とマッチ。今年2月に1店舗目がオープンしてから9か月で27店舗まで拡大し、累計売上数600万個以上と大人気となっています。

しかし、料金箱は賽銭箱のようなアナログ仕様。これで大丈夫なのでしょうか?

画像はふくちあん餃子 工場直売所のFaccebookより、蒲生西店の店内
画像はふくちあん餃子 工場直売所のFaccebookより、蒲生西店の店内
「地域の皆様やお客様が『店 見とくからね』と言っていただくので安心して販売できています」(同店担当者)

じつは、賽銭箱のような形にすることで人の良心に訴えかける作戦とのこと。防犯カメラも設置しているので、これまで大きなトラブルは起きていないそうです。

いろいろな冷凍食品の自動販売機が増えている理由がわかりました。冷凍餃子の無人販売を見つけたらぜひ買ってみたいです。

(ライター:まみ)

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