北海道が誇る「泣けるカップ麺」 セコマ「山わさび」焼そば&ラーメンの刺激的すぎる魅力
道民のライフライン「セイコーマート」の話題商品
「セイコーマート」といえば、北海道で最多店舗数を誇るコンビニエンスストアで、北海道民が絶大な信頼を寄せるライフラインとなっています。
車も走っておらず人も歩いていない土地で不安にかられながら車を走らせている中、煌々と輝くセイコーマートのオレンジの光。コンビニとは思えない価格設定のお弁当お惣菜類や、パンなどの数々。金欠時の生命線としても欠かせない存在です。生鮮品や酒類も充実しており、価格設定含めてコンビニというよりはミニスーパーの感があります。
セイコーマートでは数多くのオリジナルカップ麺が売られているのは以前の記事でご紹介しましたが、今回レビューする「山わさび塩焼そば」と「山わさび塩ラーメン」は、その中でも特に目を引くカップ麺で、特に「山わさび焼そば」はSNSでも話題になりました。
そもそも「山わさび」とは何かというと、北海道では山の中で自生している植物ひとつで、ホースラディッシュともいいます。水場で栽培される本わさびに対して「山わさび」と呼ばれ、またローストビーフの薬味など西洋料理で用いられる場合が多いため、本わさびが「和わさび」なのに対して「西洋わさび」と呼ばれることもあります。
北海道ではすりおろした山わさびに醤油をかけてごはんに乗せて食べる習慣が一部にあり、筆者もその山わさびごはんが小さい頃からとても大好きでした。勢いよくかっ込むと鼻や気管に猛烈な辛味が押し寄せ、むせ返って咳き込んで涙を流すところまでがテンプレ。その山わさびのおいしさ(苦しみ)がカップ麺で再現されています。
ちなみに、セイコーマート商品で「山わさび」カップ麺と並んで話題になったのが「ジンギスカン風焼そば」。
良い意味でのジンギスカン臭さが感じられる、北海道らしい一杯でしたが、現在は売られていないようです。いずれ復活すると思うので、その時を待ちましょう。