まるで海外の高級ホテルだ 大分駅ビルの屋上には、超絶景を楽しめる天然温泉が存在した
地下700メートルから汲み上げた温泉

Jタウンネットの取材に応じたのは、「CITY SPAてんくう」があるビル「JRおおいたシティ」を管理する企業「JR大分シティ」の温浴事業部担当者だ。
「CITY SPAてんくう」がオープンしたのは、2015年4月というから、もう6年以上も前になる。
「JRおおいたシティ」は大分駅直結の駅ビルで、19階~21階が「CITY SPAてんくう」。露天風呂は地上80メートルの21階にある。ここは天然温泉というが、どういう仕組みなのか、聞いてみた。
「地下700メートルから汲み上げた『大深度地熱温泉(古代の植物に由来する炭酸ガスを含んだ深層熱水)』で、とろみのある湯ざわりと美しい黄褐色が特徴です。
泉質は、ナトリウムー炭酸水素塩泉で、pH8.0の弱アルカリ性です。天然の保湿成分といわれるメタケイ酸を豊富に含み、入浴後は肌がすべすべになる『美肌の湯』です」(JR大分シティ担当者)
男性用の露天風呂と女性用の露天風呂がそれぞれあり、女性客が利用する際は、湯浴み着が用意される。
ヒーリングスパの設備も充実しているので、さぞ女性客の利用が多いのかな、と思ったが、「利用客の男女比は、公表いたしておりません」という返事だった。