「旅行で訪れた、大分県の片田舎。バスが少なくて立ち往生する私に、地元のおばさんが...」(埼玉県・30代女性)
遊ぶところがいっぱいの都市への旅行も楽しいが、自然豊かな田舎でののんびりした旅もまた乙なものだ。
しかし、そうはいっても田舎町。電車やバスが数時間に一度しか来ない、なんてこともある。一通り町を散策し、さて宿へ向かおうとして「交通手段がない!」となったら厄介だ。
コロナ禍でなかなか旅行に行けない今、かつての楽しい思い出を振り返ろうとJタウンネットが「旅先でのいい話」を募集したところ、埼玉県の30代女性Y葉さん(仮名)から、まさにそんな状況に陥った時の思い出が寄せられた。
時は2013年、当時20代だったY葉さんが大分県宇佐市某所へ旅行に行った際のことだ。
そこはバスが2時間に1本しか来ない場所で、予約していた宿へ向かう手段がなく立ち往生していたY葉さん。
そんな彼女の前に、一人の地元民が現れたという。
Y葉さんの心に今も残る、温かいエピソードを一緒に振り返っていこう。