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「はみ出てる」どころの騒ぎじゃない パンとカツの比率がおかしすぎる「激安カツサンド」に反響

井上 祐亮

井上 祐亮

2021.07.27 20:00
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なぜデカくて、リーズナブル?

まずは、woreyさんにカツサンドを見たときの感想を聞いてみた。

思わず定規で計ってしまうほどの、衝撃だったのだろうか......?

「アルミホイルで包んだ状態で持ち帰ったので、最初はどんな大きさか分からなかったのですが、自宅で開けた瞬間大笑いしました。カツとパンの比率がギャグの域ですから...」

味については、「形こそ凄いですが、掛かったソースと少しカレー風味の衣が食をすすめてくれました!」と述べた。

もう一個。カツサンドは、2個で1人前だ......!
もう一個。カツサンドは、2個で1人前だ......!

前述のとおり、カツサンドは2個で1人前。それでいて値段も400円とリーズナブル。いったい、どんな意図で作られているのだろう。

記者は、「チャンポンハウスたつや」の店主・立山真一さんに話を聞いた。

カツサンドに挟まれているカツは、宮崎県産の鶏肉を使用したチキンカツ。地元の工場から直接店に届くものを、立山さんが毎朝捌いて、揚げているという。

パンに対してカツが大きい理由を聞くと、

「店には、学生さんが多く来ます。お小遣いで買える範囲の食事を提供したいと思ったのが、きっかけですね。

学生さんたちの中には、お金があまりない子もいます。大きいものを1個出せば、みんなお腹いっぱいになって平等になると思いまして...」

とのこと。

同店には、野球やサッカー、ラグビー部など、食べ盛りの高校生がよく来るという。

また、リーズナブルな価格については

「お客さんにお腹いっぱいになってほしいからです。また、子どもが100円玉を握りしめてお店に来ることもあって、細かなお釣りが出ないように、税込み400円で提供しています」

と語る。立山さんは、カツサンドがSNS上で話題になったことに対し、

「とにかくありがたいですね。コロナで苦しいときに、お店がやっていけるのは、みなさんのおかげだと思います」

とコメント。

カツが大きすぎるカツサンドには、店主の温かな気持ちも詰まっているようだ......!

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