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これがホントの「やばたにえん」? 漬物屋の店長が考案した「ソーシャルディスタンス創造術」に反響

福田 週人

福田 週人

2021.07.27 17:00
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「周りの人が怖がって距離を置くのでソーシャルディスタンスになる」

こんなコメントと共に投稿された、ある身近なアイテムを組み合わせた「コロナ対策法」がツイッターで話題になっている。

発想も見た目も斜め上過ぎる、その方法が、こちらだ。

そういうストラップかと思った(画像は丸越アピタ名古屋南店@054758373のツイートより)
そういうストラップかと思った(画像は丸越アピタ名古屋南店@054758373のツイートより)

写真の人物の首からぶら下がっているのは、社員証などを身に着ける際にもお馴染みの、クリップ付きのネックストラップ。

しかし、問題はそのクリップに挟まれているものだ。赤・黄・緑・黒の縞模様に、歌舞伎の隈取のワンポイントが印象的な、永谷園のお茶漬けパック。そういうデザインのグッズではなく、本物のようだ。

たしかに、街で首からお茶漬けをぶら下げている人と出くわしたら、ちょっと距離を取ってしまうかも......。

このアイデアに対し、ツイッター上では、

「一周回ってオシャレな便利グッズ」
「これはやばたにえんwww」
「ついでに出先でお茶漬けが食べれる!」
「ただしお子様向けふりかけを吊るすとお子様寄ってきちゃう(かもしれーぬ)」

といった声が寄せられている。

話題になっているのは、漬け物の製造・販売を行う「丸越」のアピタ名古屋南店の公式アカウントが2021年7月18日に投稿した画像。Jタウンネット記者は20日、投稿者である同店店長に話を聞いた。

空間除菌ストラップの代わりにつけてみた

店長によると、話題の写真は2020年6月2日、お昼休憩中にお茶漬を食べる時に撮影したもの。

「ちょうどこの時期は『空間除菌ストラップ』なるモノが流行り出した頃で、かなりの方々から『付けた方がいい』と言われました。
ですが、僕自身その効果に疑問があったので『ならこれつけるわ』とちょうど食べようとしていたお茶漬海苔をつけてみた、というのが経緯ですね」(店長)

店長は永谷園のお茶漬が大好物で、ストラップに付けたお茶漬けも、そのあとしっかり食べたという。

さて、では気になる「人避け」の効果のほどはどうなのだろうか。改めて店長に聞いてみると、

「いや、流石にソーシャルディスタンスにはならないですよねw
クリップ自体爪が出ているタイプのストラップだったので、穴が開いちゃって直ぐに食べてしまいました。写真では穴が開いてしまったから、こぼれない様にセロテープで留めてます」

とのこと。発想はとてもユニークだが、実用には向かなかったようだ。

画像はイメージ
画像はイメージ
「我ながらバカだな...と思うのと、永谷園のお茶漬海苔が好きなのをアピール出来るな! と思いました。けど、流石に仕事中は付けませんね...」(店長)

また、ツイッターで反響があったことについて、店長は、

「一年前からちょくちょく空間除菌ストラップの話題が出る度に投稿していましたが...『なぜ今!?』というのが正直な感想です。永谷園さん、大ファンなのでごめんなさい!という気持ちもあります」

とコメントしている。

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