1歳娘との外出中、無印でお菓子を買ったら... 店員の「神対応」に称賛の嵐「素晴らしすぎ」「見習いたい」
日用品からお菓子まで、さまざまな自社ブランドの製品を販売する無印良品。
ツイッターでは、そんな無印良品で買い物をしたところまるで心を見透かされたかのような「神対応」を受けた、という投稿が注目を集めている。
2021年7月8日、1歳6か月の娘さんがいるツイッターユーザーの「ねずみさん」(@nezumi3_nitijo)さんがつぶやいたのは、こんなエピソードだ。
娘さんとの外出中、すぐに娘さんに食べさせようと思いながら無印良品でビスケットを購入したねずみさん。
すると、店員が......。
「『テープを長めにしておりますので、お出かけ中に食べた際はこちらでお止めください』って角を折ったテープをくれた!」(ねずみさん)
なんと、途中で食べかけの袋を留められるようにと工夫をしてテープを貼ってくれたのだ。
ねずみさんは、「無印の店員さんエスパーかな?」と感動した様子。「(テープは)有難く使わせて頂きました」とも呟いており、大助かりだったようだ。
Jタウンネット記者はこの「神対応」について、投稿者と無印良品を運営する良品計画(東京都豊島区)の広報担当者に話を聞いた。
マニュアルはないけれど...
12日、記者の取材に応じたねずみさんによると、ビスケットを購入した際はマイバックを持っていたため、レジ袋は不要だと伝えた。すると、店員が気の利いた言葉とともに、お菓子のパッケージに例のテープを貼ってくれたという。
「いつもであれば商品をそのままレシートと頂いて終わりなのですが、この時はツイートのような対応をして頂きました」
とのことで、初めてのことだったそう。この接客に対し、どのように感じたか尋ねると、
「外出中に食べようと思っていた心を見透かされたことに驚き、短いお会計の中で長めに折ったテープを下さったことと『良ければ使って下さい』と言葉で伝えてくださったことへの感謝です」
とコメントした。
ねずみさんのツイートには、
「店員さんの対応力素晴らしすぎますね」
「素晴らしく見習いたい対応...!」
「そういう気遣いができる人になりたいです」
「エスパーではなくエキスパートですね!」
「『仕事ができる人』って、こういう人のことやと思う」
といった反応が寄せられている。
このような「神対応」は、同店のマニュアルに組み込まれているのだろうか。良品計画の広報担当者に取材したところ、こんな回答が返ってきた。
「テープを貼ることに関しては特にマニュアルなどはありませんが、『いつもお客様の目線でお客様のことを最優先に考えて行動する』という無印良品のお客様対応の考え方のもと、スタッフ一人ひとりが目の前にいらっしゃるお客様のことを考えて、対応しております」
どうやら、担当スタッフの心からの気遣いだったようだ。
出かけた先で誰かに親切にされるとその日一日が何だかハッピーに過ごせる。
この店員さんのように誰かを幸せにできる「エスパー」になりたいものだ。