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「上司に薄毛を笑われています。このままでは...」 悩む40代男性に、自己防衛おじさんが告げた「解決法」

自己防衛おじさん//橋本鉄平

自己防衛おじさん//橋本鉄平

2021.07.11 17:00
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職場の人間関係や恋愛相談、身体のコンプレックスから性の悩みまで――。読者から寄せられた多種多様な悩みを、「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんが、真摯かつユーモラスに回答していく。

今回紹介するのは、千葉県在住の40代男性Hさんが打ち明けた、「薄毛」に関する切実な悩み。

30代半ばに差し掛かった頃から、頭部の髪が薄くなり、自信が持てなくなっているという。

周りから、どう思われているのだろう――。そんな不安を抱えながら、生きる毎日。

そんな中、彼は職場の上司から「薄毛」を笑われてしまった。

「このままだとメンタルがやられて体調を壊しそうです」(Kさん)

SOSを発信する彼に、自己防衛おじさんはどんなアドバイスを送るのだろうか。

外側からも内側からも、自己防衛にハゲめ!

読者のお悩み

30代半ばくらいから頭部が薄くなってきたことで、自分に自信がなくなっています。

特に仕事の関連で電車に乗ることが多く、電車に乗っている際の周囲からどのように思われているのか不安でたまらないです。まだ40代なのでまだ薄毛になりたくないと思っています。

仕事において取引先で、ハゲの話題になると胸が苦しくなります。

また職場の上司から薄毛のことで笑われてしまっているので、快適な気持ちで仕事ができなく悩んでいます。

AGA治療本気でやってみようかと思っているくらい気が滅入っています。何かアドバイスが欲しいです。このままだとメンタルがやられて体調を壊しそうです。

自己防衛おじさんの回答

「このハゲーッ!!」と秘書に絶叫して、ご自身はその後落選した元国会議員がいたことは記憶に新しいですが、業界問わずハゲは揶揄される対象の上位にランクインしているようですね。

しかし私の知る限り、西欧やアメリカでは体毛――特に頭髪に関して、TPOをわきまえず人前で揶揄する人を目撃したことはありません。

それは人前でそのような発言をする当人の人格と教養レベルを疑われるような社会が構築されているからです。

薄毛はセクシーという価値観の国が存在することからも、ハゲをことさら揶揄しているのは日本の悪しき風習なのでしょうか。

人にもよりますが日本人の多くはハゲるとサマにならないタイプの人が多いことが、卑屈さに拍車をかけているようにも思います。

そして残念ながら日本では戦後、文化や食生活などの米国化は進んでいるものの、人様に対する立ち振る舞いに関しては、前時代的なまま。

駅のコンコースでぶつかっても謝るどころか睨みつけてそのまま立ち去ったり、見た目のことで否定的な言葉を公の場で口にするような、「お・も・て・な・し」とはかけ離れた習慣があることも事実です。

欧米人には下手に出ても、同族には強気に出る、謎の内弁慶気質は変えられないのでしょう。

揶揄するということは言われる側を格下と認識しているか、あるいは揶揄しても何も問題ないだろうと高を括っているか。

仕事場でのハラスメントによって不快な思いをしているのであれば、職場を変えて自己防衛。

それが現実的でないなら、労働基準監督署に相談し職場に爆弾を落として、揶揄してくる連中を目覚めさせるのも良いかもしれません。

あまりにもひどい場合は弁護士へ相談を。もちろんAGA治療にトライすることも大切でしょう。外側からも内側からも、自己防衛にハゲんでくださいね。

あなたが抱える「悩み」、自己防衛おじさんに相談してみませんか?

Jタウンネットでは、読者の「お悩み」を募集しています。読者投稿フォーム公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージもしくはメール(toko@j-town.net)で、悩みの具体的な内容(200字程度)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

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筆者:占い師の鉄平(自己防衛おじさん)

新橋で発見された占い界の超新星「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平。街頭インタビューでのインパクトのある発言と、独特な顔芸から話題になった。定評のある対面鑑定や執筆活動の他、CM出演など活動は多岐にわたる。Twitter(@tpyclub)
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