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驚異の力業で、イノシシが罠から逃走 ハンターが直そうとするも...「蹴飛ばしてもどないもならん」

松葉 純一

松葉 純一

2021.07.08 21:00
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2021年7月5日、次のようなツイートが投稿され、いま話題となっている。

写真は、かなり大がかりな柵のようなものだ。鉄格子に覆われている。ただし、その鉄格子の一部が、大きくめくれ上がっている。

コメントには、「えっ...」とあるだけ。いったいこれは何?

新米ハンターまるちゃん(@MRMRMRchan2020)さんが投稿したツイートには、なんと9万6000件を超える「いいね」が付けられ、今も拡散中だ(7月8日昼現在)。

ツイッターには、こんな声が寄せられている。

「凄い破壊力ですね!」
「見事にひしゃげてますね」
「野生動物の力って凄いですね」
「箱罠は安全な方だと思ってたんですけど... これ見ると怖いです」
「怖い!」

どうやら野生動物を捕獲するための罠が破られてしまったようだ。

Jタウンネット記者は、7月7日、投稿者の「新米ハンターまるちゃん」さんに詳しい話を聞いてみた。

「こんなのに突進されたら一発でやられますね」

新米ハンターまるちゃん(@MRMRMRchan2020)さんがのツイートより

投稿者「新米ハンターまるちゃん」さんによると、冒頭ツイートの写真は、7月5日の午前7時ころ、四国某所で撮影したもの。

「いつも通り罠の見回りに行ったら、こんなことになっていました」ということだった。罠を破壊して逃げたのは、「へこんだところの高さなどから、おそらく60キロ以上のイノシシだと思います」。

四国には、相当に大きな野生のイノシシが生息しているようだ。

「気に入っていた箱罠なのに... ...でも自分に突進されんで、ほんとによかったです......こわっ!」と、「新米ハンターまるちゃん」さんは寄せられたリプライに対して返答している。たしかに鉢合わせしなくて、本当に良かった。

「猪は骨折するくらい顔面で体当たりしてきます!」「こんなのに突進されたら一発でやられますね」「生身でやられたら、あっという間にあの世行きです!」などとも、つぶやく「新米ハンターまるちゃん」さんは、20年4月に狩猟免許を取得した新米ハンターだ。

獣害問題の現状について、こう語った。

「狩猟者の数も減ってきており、山から降りてきた獣に畑や田んぼを荒らされることが増えており、電柵などで対処をしても、破られて荒らされることもあり、農業をされている方は悔しい思いをされていると思います。
少しでも貢献できればという思いで獲っています」(「新米ハンターまるちゃん」さん)

「しばらく警戒するかもしれないですけど、リベンジします!」と、元気よくつぶやくが、問題は壊れた罠の修理だ。「まだ修理できていません」とのこと。

「見事なぶち破られ方でした」
「これ、私が元に戻そうと蹴飛ばしてもどないもならんのですよ」
「どないして直すんっていう気持ちでいっぱいです」(「新米ハンターまるちゃん」さんのツイートより)

くれぐれも安全安心なリベンジを期待したい。

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