コロナ対策のため「戦闘機」を用意して! まさかのメールに戦慄走る→本当に必要だったのは...
「どうしてこうなった」
そうツッコミたくなるメールの「打ち間違い」が、ツイッターで話題になっている。
こちらは、ツイッターユーザーのゆるふわ怪電波☆埼玉(以下、ゆるふわ怪電波)さんが2021年7月1日に投稿した画像。ある会社から届いたメールの画面を撮影したものだ。
どこかで展示会を開くらしい。時はコロナ禍ということもあって、その設営準備のために、アルコールスプレーや体温計を用意してほしい、といった旨が記載されているのだが......。
メールに、どう考えも準備できないシロモノが記載されている。
「(3)戦闘機 5台
室内の空気循環用」
戦闘機とは、いったい...。これには投稿者も
「(3)を準備するのは新人に任せようかと思う」
とつぶやき、苦笑い。ツイッターには、
「クソワロタ」
「コロナウイルスを狙い撃つ!」
「航空自衛隊の皆さん、出番ですよーw」
「室内の空気が1秒で5回ぐらい入れ替わりそう」
といった声が寄せられ、ちょっとした大喜利状態に。
担当者は、何と打ち間違えたのだろうか。Jタウンネット記者は7月5日、ゆるふわ怪電波さんに詳しい話を聞いてみた。
夏の必需品と打ち間違えたようで...
投稿者のゆるふわ怪電波さんは、素材メーカー勤務。
注目集めたメールは、製造業で使用する素材の展示会に関するもの。コロナ対策関係の資材を用意できないかと、展示会を共催する会社の担当者から連絡を受けたのだとか。
では、「戦闘機」とは、いったい。ゆるふわ怪電波さんが担当者に確認すると、
「扇風機」
の間違いだったそう。iPhoneでメールのやり取りをしていたため、スマホの予測変換で、なにやら物騒なモノに......。 記者はこのメールを受け取った時のことを、ゆるふわ怪電波さんに尋ねてみた。
――メールを見た時、どう思った?
「『これは難しい注文だ』『予算が相当かかりそう』と思いました。同僚と新人にも見せましたが『この用意は難しいな』といわれました」(ゆるふわ怪電波さん)
――ちなみに、返事はしたのだろうか
「すぐに担当に電話をしました。
戦闘機は扇風機の間違いであると話をしました。先方はミリタリーが好きな方なので、多分そうだと思ったという話を......」
相手方には、戦闘機の準備が可能なら「F-35」がいいとも言われたそう。でも、こうお返事したという。
「展示会準備予算が小物の新規購入は10万までとされていたので無理とお答えしました」
ちょっぴり物騒な打ち間違い。担当者との親密な関係も垣間見えた......!