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「うちんち」が関東方言ってマジ? 全国調査の結果→静岡の特異性が明らかに

Jタウン研究所

Jタウン研究所

2021.06.18 06:00
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静岡の存在感

まずは、全国の結果を見てみよう。

最も多いのは「うちんち」で、42.0%(498票)。

「うっとこ」が17.9%(213票)、「うちっち」が8.7%(103票)、そして「その他」は31.4%という結果に。

「うちっち」や「うっとこ」は少数派だが、地域ごとの特徴に目を向けると、なかなかおもしろい側面が見えてきた。

4つの選択肢のうち、各都道府県で最も多かった「呼び方」ごとに色分けした地図が、こちら。

茨城は「うちんち」と「その他」が50.0%ずつ、大分は「うちんち」、「うっとこ」、「その他」が33.3%ずつで拮抗している。

全国で半数近くが使っている「うちんち」。

47都道府県中21地域で最も多くの票を集めた。

「日本方言大辞典(小学館、ジャパンナレッジ版)」では、神奈川県藤沢市で使われている言葉だとされているが、地図を見ると、特に関東・中部・中国地方を中心に東西にわたって広く使われている様子が窺える。

そして、ちょうど地図の真ん中あたりでひときわ存在感を放つのが、静岡だ。47都道府県のうち、「うちっち」という呼び方が多数派なのは静岡のみだった。

ご覧のとおり、なんと静岡では88.3%の人が「うちっち」を使うという結果に。

「うちんち」は9.0%、その他は2.7%で、「うっとこ」に投票した人はいなかった。

ちなみに、静岡県以外で「うちっち」に投票があったのは、山梨、長野、新潟、秋田から、1票ずつのみ。

ほぼ静岡でしか使われていない呼び方と考えてよさそうだ。

また、「うっとこ」が多数派の地域は近畿地方(三重県は近畿地方として集計)に集中している滋賀(56.3%)、京都(63.0%)、大阪(64.0%)、兵庫(55.4%)、奈良(53.3%)、和歌山(68.8%)の2府4県で「うっとこ」が多数派だ(かっこ内は「うっとこ」派の割合)。

近畿地方にしぼって見てみると、「うっとこ」が58.2%、「うちんち」が25.7%、その他が16.1%だった。「うちっち」への投票はなし。

ツイッターでも、

「『うっとこ』が関西外から来た人に受けた。なんや知らんけど「音」として面白いらしい」
「母が使う関西弁で『うっとこ』ってのがある」
「うっとこ関西なんで風強い」

などの投稿があり、主に関西圏の人が使っている様子だ。

やっぱり関西弁なのだろうか? 再び「日本方言大辞典」を参照すると、「私の家」という意味で「うっとこ」という表現が使われるのは、滋賀県彦根、京都市、大阪市、兵庫県加古郡。また関西だけでなく、香川県、愛媛県の一部でも使われていると書かれている。

また、兵庫県神戸市では、小さい子どもが使う 「児童語」として使われているという記述も。

たしかに、今回の調査結果とほとんど一致している。

「その他」には「うちんく」や「うちげ」など
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