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出口にたどり着けなそう... かつて姫路に存在した、ホラーすぎる「商店街の廃墟」

福田 週人

福田 週人

2021.06.02 18:00
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ここだけ人間が消えてしまったよう

街歩きが趣味で、訪問先などでよく散歩をしつつ廃墟や変わったものを探しているという@lorinser_userさん。話題の写真は、17年4月5日、山陽姫路駅(兵庫県)のすぐ裏手にある、忍町で撮影したものだ。

姫路駅から姫路市営モノレールの廃線跡をたどって西に歩いていた際に偶然見つけた場所で、アーケード中央部の赤の屋根と横断幕に目を引かれ、特に閉鎖もされていなかったので入ってみたのだという。

「当時、アーケード内は退去した直後だったようです。偶然通ったため立ち退きの時期などは分かりませんが、グーグルのストリートビューなどで確認したところ、アーケードが廃墟であったのはそう長い期間ではなく、この後解体されているようです。
ただ、空き店舗になってから長く経っていると思われる建物も多かったです。周辺は古くからの市場だったようで、まだ営業しているお店もありました。全長はあまり長くありませんでしたが、不思議な光景に惹かれて立ち寄ったのを覚えています」(@lorinser_userさん)

@lorinser_userさんは撮影当時を振り返り、

「『御元気な顔を見せてください』とあるにも関わらず顔を見せる相手は居なくなり、また営業していたころと変わらないであろう強烈な赤い光が無人の商店街を照らし続けている景色を見て、『賑わいの場所』としての終わりを迎えていると感じて投稿しました。
立地的にも駅から離れておらず、この周辺には割と人がいたので、ここだけ人間が消えてしまったような感覚だったことも覚えています」

と語った。

Jタウンネット記者は6月2日、この商店街について姫路市にも取材した。

かつては200店舗以上もある卸売市場だった
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