関西でお馴染み「ポールウインナー」 コロナ禍の影響で、他エリアでも認知度がアップしていた?
食品加工メーカーの伊藤ハム(兵庫県西宮市)が販売している、「ポールウインナー」というソーセージをご存じだろうか?
関東在住の筆者は名前も知らなかったのだが、関西ではお馴染みで、かつて近畿エリアの学校給食にも採用されていたほど。
なんと1934年から販売されているロングセラー商品だそうだ。

59年には関東にも本格進出しているが、認知度には大きな差があるようで、ツイッター上では、
「関東人の知らない食べ物といえば高級おやつポールウインナーだろ」
「ポールウインナー知らない...!調べたら関西メインなんですね」
「関西に来てから学んだこと。関東にはほとんど売ってないポールウインナーがどこにでもある」
といった声が挙がっている。
Jタウンネット編集部が2019年12月23日、伊藤ハムの親会社・伊藤ハム米久ホールディングスの広報担当者を取材したところ、
(1)畜肉ソーセージ文化と魚肉ソーセージ文化の違い
(2)価格差
という2点を東西の差が出たことの理由として挙げた。
すでに普及しているライバル商品の存在と、馴染みのない人が手を伸ばしてみるには少し高めな価格設定が、ポールウインナーの関東での知名度の低さにつながっているようだ。(詳しくは2019年12月26日付けのJタウンネット記事「関東人は『ポールウインナー』を知らないらしい 関西では超メジャーなのに...いったいなぜ?」を参照)
では、全国にはポールウインナーを知っている人、食べたことがある人はそれぞれどれくらいいるのだろう。
Jタウンネットでは、19年12月24日~21年4月5日の期間、「ポールウインナー食べたことある?」というテーマで都道府県別に投票を募った。 投票総数は2908票。果たして、その結果は――。