ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
ふるさと納税
グルメ
地元の話題
地域差・ランキング
PR

【鳥取県・湯梨浜町】わたしが湯梨浜で暮らし続けていきたい理由

お知らせ

全国のやさしさ集まる【ほっこりタウン】できました

バーベキュー好きが作った「マイBBQセット」が優秀すぎる 「皿より有利」なダブル紙コップホルダーに「特許取るべき」

大久保 歩

大久保 歩

2021.05.13 11:00
0

新型コロナウイルスの影響で、みんなでワイワイバーベキューを楽しむのは、難しくなってしまった。

例年ならば、5月は絶好のBBQ日和なのに...。こうなったら、次にみんなで肉を焼ける日にむけて、万全の準備を整えておくしかない。

例えば、こんなオリジナルグッズを作ってみるとか......。

これは、ツイッターユーザーのHPPSさん(@HPPS_HEIWASOU)が2021年5月8日に投稿したツイート。

「オリジナルのマイBBQセットを作りました!」という言葉とともに、紙コップ2つと割り箸をまとめて持ち歩けるホルダーの写真が。

どうやら緻密な設計図に基づいて作られたようだが、なぜバーベキューなのに紙コップが2つなのだろう?

Jタウンネット記者は10日、HPPSさんに詳しい話を聞いた。

風が吹いても安心

手作りの「マイBBQセット」(写真はHPPSさん提供)

名古屋で「平和荘」という非営利の多目的活動スペースを運営する、HPPSさん。

「BBQをする機会は、一般的な人よりは多いと思います」と語る。

そんなバーベキュー愛が高じて制作したのが、今回の「マイBBQセット」だ。使ったのは3Dプリンターである。

「3D CAD(編注:三次元モデルを作るツール)でモデリングし、3Dプリンターで出力しました。製作時間は、設計で3時間ぐらい、出力で10時間くらいです」(HPPSさん)

いっけん木製のようにも見えるこのマイBBQセットは、PLAという樹脂でできている。紙コップ2つと割り箸を収納し、片手で持ち運べるデザインだ。

バーベキューで必要なのは、ドリンク用のコップと、なにより肉を入れるための皿だと思うが、なぜこのように設計したのだろうか。

商品化してほしい(写真はHPPSさん提供)

HPPSさんによると、バーベキューで焼いた肉や野菜を食べるときは、紙皿より紙コップのほうが便利なのだと言う。

「紙皿ですと、大勢でBBQを行ったとき、机の場所を多く取ってしまいます。
また、持ち歩く際に、焼肉のタレや調味料をこぼしやすくなります。風が吹いたとき、すぐに飛んでしまいます。
紙コップだと、これらの点に対して有利なのです」(HPPSさん)

たしかに、記者の数少ないバーベキュー経験を振り返っても、平たい皿だと少し傾けただけでタレがこぼれ、面倒だった記憶がある。

HPPSさん作のBBQセットなら、紙コップ2つにそれぞれ肉と野菜を分けて入れてもいいし、片方は飲み物、もう片方に肉と野菜をまとめて入れてしまっても良さそうだ。非常に合理的である。

このセットはまだ試作段階で、実際には使ったことがないそうだが、HPPSさんは

「このような情勢でBBQをすること自体が難しいですが、いつか機会があったら使ってみて、実際の使用感を確かめる予定です」
「しかるべき対策をしたうえで、楽しく安全にBBQができることを願っています」

と、コメントしてくれた。

今回の投稿に、リプライ欄では

「是非商品化希望です!」
「これはいいアイデア!!誰かに商品化される前にぜひ実用新案登録を!!」
「最強すぎる...今すぐ特許取って一発当てるべき...」

など称賛する声のほか、

「折り畳み式になるとコンパクトになっていいですね!」
「素晴らしいアイデアですね!!でも、これでは大人数でのBBQでは収納が嵩張りそう。 いっそのこと、底部分は不要なのでは?とか思います」
「箸ホルダーの下部は取外し可能なシリコーン等があれば簡単に洗ってあげられてより便利になるかなと思ったり もしくはホルダー自体を取り外し可能にするか??」

などの、さらにバージョンアップさせるアイデアも次々に寄せられている。

また今までどおりバーベキューできる日常が戻ってくる頃には、ぜひ商品化していてほしい。

PAGETOP