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「シンプルに便利」「最高に欲しい」 コピー&ペーストだけできる「究極のプログラミングツール」に反響

福田 週人

福田 週人

2021.04.22 17:00
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キーには任意の設定が可能

話題になっているのは、ツイッターユーザーのHoly Cater(@linear_pcm0153)さんが2021年4月20日に投稿した画像。Jタウンネット記者は21日、投稿主のHolyさんに詳しい話を聞いた。

普段は音響映像設備の設計や施工などを行うほか、自身で組み上げたツールなどについてブログで紹介しているというHolyさん。投稿にあったコピペ専用キーボードは、ネット上で購入した2キーのキーボードを用いて自宅で組み上げた。

「舞台音響や照明さんがオペレーションをする際に、紙ベースではないデータ形式の台本をめくるデバイスが何かないかと探していました。9キーモデルでもキーが多いケースがあり、究極はページ送りと戻しだけで良いのではと思い、探したら見つけました」

と購入に至った経緯を述べた。それを、ページ繰りではなくコピペ用にしてみたのが、話題のキーボードというわけだ。ちなみに、投稿で「究極の」と表現したのは、ネット上で昔からある「コピペすることだけを目的としたキーボードを作る」というネタを意識してのコメント、とのことだ。

Holyさんいわく、こちらの2キーのキーボードは、「ctrl +」などのショートカットを含めた任意の動作をそれぞれのキーに設定・登録することができるもの。今回の場合は、「Ctrl+c」と「Ctrl+v」をそれぞれに登録した。これをUSBケーブルでパソコンと繋げて使用できる。

「キートップの印刷は12ミリの透明黒文字テプラ(PCラベルソフト)です。使用しているソフトはテプラ印刷アプリのSPC10です。SPC10は文字ツメが難しいのですが、パーツを分ける、スペースの級数を変える事で疑似的に行う事が可能です」(Holyさん)

なお、今回このようにコピペを登録したのは完全に「ネタ」であるとして、Holyさん自身は特に使ったりはしていないという。

もともとはこんな感じ(画像はHolyさんより提供)
もともとはこんな感じ(画像はHolyさんより提供)

ツイッターでの反響について、Holyさんは、

「何番煎じか分からない最小プログラマブルキーボードにここまで反応があるのが驚きなのと、『プラグラミングツール』とフリック入力での誤変換があるのにほぼ誰も突っ込まないのが凄いと思いました」

とコメントしている。

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