これが新しい旅のカタチ...? 自宅で長旅気分味わう「国際線機内食オフ」がめっちゃ楽しそう
「16時間の長旅が終わったような疲労感」
Buster150%さんが友人たちと計4人で「国際線機内食オフ」を開催したのは、17~18日にかけてのこと。
会場は、Buster150%さんの自宅。企画のきっかけを尋ねると、
「自分を含め、参加者の全員が昨年海外旅行を計画していたものの、コロナ禍によって全て断念せざるを得なかった事が発端です。
また海外はもちろん、国内でもなかなか遠出しづらい昨今だからこそ、手軽に旅行気分を味わえる機会を思いつきました」
と、答えてくれた。
ちなみに、Buster150%さんは、コロナ以前は年1回ほど海外旅行に出かけていたと言う。
機内を再現するにあたり、こだわったのはどこだろう。
「(自宅で開催したため)出来るだけ生活感が見えないように工夫しました。具体的には照明を間引いて薄暗くすることにより、深夜便フライトのようなワクワク感を演出しました」
やはり、計算された薄暗さだったわけだ。
さらに「FlightPath3D Business Aviation」というアプリ(無料)を利用し、航空写真のような映像を再現。
機内で楽しめるエンターテインメントとして、Amazonでレンタルした映画「エアポート2015」もテレビで上映した。
また、参加者の中には、キャビンアテンダントに扮して雰囲気をさらに盛り上げる人も。Buster150%さんもこの役を楽しんだそう。
衣装は、普段使いのスーツを「それっぽく」仕立てた。外国の紙幣やカバンなどの小道具は、過去のコスプレイベントで使ったものを持ち寄ったと言う。まさに「大人のごっこ遊び」だ。
そして、こちらが肝心の機内食。
Buster150%さんは、「おうち機内食、思いのほか安上がりだしその辺のお店で粗方揃うのでオススメです」とも投稿している。
メインメニューはANA通販で、 カップ水とバターはAmazonに楽天、パンはコストコ、果物&サラダはスーパー、トレーと容器はダイソー、ナプキンとホルダーはIKEAで購入したそうだ(一部自作)。たしかに、遠出しなくともそろえられそう。
「トレーや容器、カトラリー類を予め冷蔵庫でキンキンに冷やしておくとめちゃくちゃ雰囲気が出る」という小技も紹介してくれた。
オフ会を終えたBuster150%さんは、
「いやはや楽しかった。昨日の晩から1ミリも動いてないのに終始移動しているような錯覚を覚えたし、着陸した瞬間は16時間の長旅が終わったような疲労感を久々に味わえた」
と、感想をツイートしている。
このやり方なら、感染症対策をしつつ簡単に海外旅行の気分を味わえそうだ。今年のゴールデンウィークは、自宅で「国際線機内食オフ」を楽しむのもアリでは?