「いわゆるひとつの博物館だ」 新潟の自動車学校で発見された「骨董品」がこちら
2021.04.06 20:00
起動させるだけで時間かかりそう
話題になっているのは、ツイッターユーザーの@TKR_gadgetさんによる2021年3月30日の投稿。Jタウンネット記者は4月1日、まず投稿主の@TKR_gadgetさんに詳しい話を聞いた。
大学浪人で時間ができたという@TKR_gadgetさんは3月30日、自動車免許取得のための合宿で訪れた、糸魚川自動車学校(新潟県糸魚川市)の宿舎で話題のパソコンを発見。
漫画とパソコンが利用できる宿舎2階のフリースペースに並んでいたという。
「どんなパソコンかなーと思い見てみた感じです。初見、なんじゃこれ??って感じでしたね。今思えばこんな骨董品を見られる機会はないんじゃないかなと思います。合宿残り期間頭に収めておこうと思います」
と、その時の感想を述べた。
また、記者は4月5日、こちらのパソコンが置かれている糸魚川自動車学校にも取材した。取材に応じた担当者は、パソコンの型などの詳細については「分かりません」とした上で、
「おそらく10年前くらいにはありました。10年前くらいまでは貸し出しのPCの依頼があったため閲覧用にPCを提供していたものの、ここ数年は携帯にノートパソコン、タブレットが普及しPCの需要そのものがなくそのままになっていました」
と説明した。なお、写真には小さく「MA90H」と書かれたシールが映っている。NECパーソナルコンピュータのウェブサイトを見てみると、20年以上前に発売されたモデルのようだ。
このパソコンに対するツイッターでの反響については、
「最近はコロナ禍のこともあり(パソコンを処分して)食事スペースに変更しようか検討していたところでこの様に話題を集めたことで、このまま処分を進めて良いものか検討しているところです」
とコメント。もしかしたらこの骨董パソコンたちは、まだしばらくの間この場所に残り続けるかもしれない。