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「トイレ掃除は終業後、契約外の夜間出勤は無給。パートの残業代を『ゼロ』にしようと画策する店長がひどすぎる」(東京都・年齢性別不明)

福田 週人

福田 週人

2021.03.19 20:00
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「終業」の後にも仕事があって...

続いて紹介するのは、東京都の某スーパーでバイトをしていたというKさん(仮名)からの投稿。

Kさんの働いていたスーパーでは、毎日1時間~2時間ほどの無給残業が日常化していたというのだ。

「シフトの時間が終わったら、一旦タイムカードを切ってから仕事の残りを片付ける。それからでないと帰らせてもらえませんでした」(Kさん)

女性パートタイマーの仕事だったトイレの掃除も、タイムカードを切った後に行うよう指示された。それって、「仕事」じゃない......。

「とにかくバイトやパートタイマーの残業をゼロにすることを優先しており、残業代が欲しくてカードを切らなかったら呼び出され、『カード押し忘れ』の始末書(申請書)を書かされました。もちろん叱責つきです」(Kさん)
なんで叱責されるの...(画像はイメージ)
なんで叱責されるの...(画像はイメージ)

このほか、棚卸しの為に夜の出社を強制されたことも。

Kさんが「夫が単身赴任中で、園児の子どもだけで留守番はさせられないし、契約時には聞いてない業務だ」と訴えたものの、聞いてもらえなかったという。その上、強制されたその夜間出社は、無給だった。

これらはすべて、店長の指示で行われていたこと。劣悪な労働環境にうんざりしていたKさんは、最終的には、

「パートタイマーは時間を切り売りしてるのだから、無給労働しては意味がない」

という友人からのアドバイスを受けて決意を固め、そのスーパーのアルバイトを3か月で辞めたという。

Kさん、3か月間もお疲れさまでした......。

とんでもないアルバイトが、世の中にはあふれているらしい。

今は3月。もしかしたら、新生活に向けて初めてアルバイトを始めた、もしくは、始めようとしている、という人もいるかもしれない。

もし、初めてのバイトでご紹介したような体験をしたら、「バイトって、こんなもんなのか」とは思わないでほしい。

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