「トイレ掃除は終業後、契約外の夜間出勤は無給。パートの残業代を『ゼロ』にしようと画策する店長がひどすぎる」(東京都・年齢性別不明)
「終業」の後にも仕事があって...
続いて紹介するのは、東京都の某スーパーでバイトをしていたというKさん(仮名)からの投稿。
Kさんの働いていたスーパーでは、毎日1時間~2時間ほどの無給残業が日常化していたというのだ。
「シフトの時間が終わったら、一旦タイムカードを切ってから仕事の残りを片付ける。それからでないと帰らせてもらえませんでした」(Kさん)
女性パートタイマーの仕事だったトイレの掃除も、タイムカードを切った後に行うよう指示された。それって、「仕事」じゃない......。
「とにかくバイトやパートタイマーの残業をゼロにすることを優先しており、残業代が欲しくてカードを切らなかったら呼び出され、『カード押し忘れ』の始末書(申請書)を書かされました。もちろん叱責つきです」(Kさん)

このほか、棚卸しの為に夜の出社を強制されたことも。
Kさんが「夫が単身赴任中で、園児の子どもだけで留守番はさせられないし、契約時には聞いてない業務だ」と訴えたものの、聞いてもらえなかったという。その上、強制されたその夜間出社は、無給だった。
これらはすべて、店長の指示で行われていたこと。劣悪な労働環境にうんざりしていたKさんは、最終的には、
「パートタイマーは時間を切り売りしてるのだから、無給労働しては意味がない」
という友人からのアドバイスを受けて決意を固め、そのスーパーのアルバイトを3か月で辞めたという。
Kさん、3か月間もお疲れさまでした......。
とんでもないアルバイトが、世の中にはあふれているらしい。
今は3月。もしかしたら、新生活に向けて初めてアルバイトを始めた、もしくは、始めようとしている、という人もいるかもしれない。
もし、初めてのバイトでご紹介したような体験をしたら、「バイトって、こんなもんなのか」とは思わないでほしい。
あなたの「ブラックバイト体験談」、聞かせてください
Jタウンネットでは、読者の皆さんの「ブラックバイトの体験談」を募集している。
読者投稿フォームもしくは公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、アルバイトの職種とやっていた時期、具体的なエピソード(500文字程度~)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。