これが...彫刻......? ある美大生が作った「天然石寿司」によだれが止まらない
「どうぞ召し上がれ」と出されたら、誰でも喜ぶこと間違いない。PCR検査の前に見せられたら、確実に、唾液、よだれが出るだろう。
コロナ禍で外食の機会がめっきり減ってしまって、最近、美味しいものにもありついてないな、とお嘆きの読者が、勢いよく手を伸ばす前に、一言お知らせしておこう。「これ、全部石です」。
五美大展このご時世なかなか来れないと思うのでここで見て貰えたら嬉しい、、コロナで前期リモートの中後期にせっせと頑張って彫った卒制の石以外何も使ってない着色料無使用の天然石寿司
— はま 五美大展27日まで (@ha_ma_73) February 23, 2021
全部石です。 pic.twitter.com/R4oxWRbupO
「いやいや、どう見ても、正真正銘の寿司でしょう?」とおっしゃる気持ちは、よく分かる。だが現実は、冷酷だ。
ツイートには、「コロナで前期リモートの中後期にせっせと頑張って彫った卒制の石以外何も使ってない着色料無使用の天然石寿司」というコメントが添えられている。
2021年2月23日にこのツイートを投稿したはま(@ha_ma_73)さんは、女子美術大学の学生だ。
「天然石寿司」は五美大展...東京五美術大学(日本大学芸術学部、武蔵野美術大学、多摩美術大学、女子美術大学、東京造形大学)の連合卒業・修了制作展に出展していたものだという。 はまさんの投稿には、
「うまそうなトロだなあ」 「凄い。美味そう」 「ホンマに石なのと?びっくり」 「凄い〜石を削って、磨くの?」
などといった歓声が寄せられている。8万件を超える「いいね」も付けられ、その勢いは止まりそうもない(2月24日夕現在)。
いったいなぜ、「天然石寿司」を作ったのか? Jタウンネット記者は、投稿者のはまさんに詳しい話を聞いてみた。