ココからあなたの
都道府県を選択!
全国
ふるさと納税
グルメ
地元の話題
地域差・ランキング
お知らせ

全国のやさしさ集まる【ほっこりタウン】できました

お知らせ

円を描いて心を測る。新サービス「ゼロまる」オープン!

これが...彫刻......? ある美大生が作った「天然石寿司」によだれが止まらない

松葉 純一

松葉 純一

2021.02.28 08:00
0

ピンク色の大トロは見つけるまでに1年以上かかった

はまさんのツイートより
はまさんのツイートより

奇想天外な「天然石寿司」の発想、どんなきっかけで生まれたのか? はまさんに聞くと、こんな答えが返ってきた。

「授業で扱った赤御影石がマグロに見えて、息抜きに寿司にしてみたら、思っていた以上に寿司になったので、それがきっかけです」

また、鮮魚関係でアルバイトをしていたので、廃棄と命を捌く場に近かったから......とも、つぶやいている。

はまさんのツイートより
はまさんのツイートより

「天然石寿司」制作で、もっとも苦労したのは、どんな点だったのだろう?

「寿司ネタの色にあった石を見つけるのが大変でした。ピンク色の大トロは見つけるまでに1年以上かかりました。見つけてから制作、見つけてから制作の繰り返しなので全体で1年半以上かかりました」
はまさんのツイートより
はまさんのツイートより

細かい柄や血合い部分は、石を粉にして固めたという。また緑色の石は、川で拾った石を削ったら、たまたま緑色だったので、それを元に、黄色の石の粉、黒い石の粉を調合して色を作ったそうだ。素材を生かしながら、加工に苦心したようだ。そうは見えないところが、すごい。

「それぞれの石を自分の技術でどれだけ魅せることができるかにこだわりました」と、はまさんは語る。

はまさんのツイートより
はまさんのツイートより

石の魅力って、何ですか? と聞くと......

「石は自分よりももっと昔に出来た素材であり、石になるまでの道のり、火山の噴火や海での体積物が長い年月をかけて石になり、それでいてそれぞれに個性がある点と磨いたら輝く所が魅力です。年月、歴史と自然の美に惹かれました」(はまさん)

大トロになる石を見つけるのに1年、制作にさらに半年かけた、はまさんならではの実感のこもった言葉だ。

制作中の「天然石寿司」 (はまさんのツイートより)
制作中の「天然石寿司」 (はまさんのツイートより)

「天然石寿司」のこんなところを見てほしいという点は?

はまさんにそう聞くと、こんな答えが返ってきた。

「それぞれの石によって質感や柄が違うので石の表情を近くでよく見てほしいです」
PAGETOP