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全部食べたくなっちゃう...! イラストレーターが描いた「47都道府県の銘菓まとめ」が圧巻すぎる

井上 慧果

井上 慧果

2021.02.26 20:00
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日本各地にある「ご当地銘菓」。

その土地の有名な食材を使っていたり、面白い見た目をしていたりすることから、お土産や贈り物に利用するという人も多いだろう。

また、コロナ禍でなかなか旅行に出かけられない今は、自宅用にお取り寄せをした、という人もいるかもしれない。

そんな全国47都道府県を代表するお菓子をまとめたイラストがツイッターに投稿され、話題となっている。

どれも美味しそう(画像はなぎかわみん@mominagiさん提供)
どれも美味しそう(画像はなぎかわみん@mominagiさん提供)

これは、広告やゲームなどのイラストを手掛けるイラストレーターの「なぎかわみん」(@mominagi)さんが2021年2月23日に

「47都道府県お菓子まとめ」

というコメントとともに投稿した作品だ。

沖縄の「紅いもタルト」や北海道の「バターサンド」、東京の「東京ばな奈」といった有名どころをはじめ、47都道府県のお菓子がイラストで紹介されている。

皆さんの地元からは、どんなお菓子が選ばれているだろうか。

各地のお菓子が勢ぞろい

せっかくなので、各地のお菓子のイラストをじっくりご覧いただこう。

画像はなぎかわみん@mominagiさん提供、編集部で分割
画像はなぎかわみん@mominagiさん提供、編集部で分割

画像はなぎかわみん@mominagiさん提供、編集部で分割
画像はなぎかわみん@mominagiさん提供、編集部で分割

画像はなぎかわみん@mominagiさん提供、編集部で分割
画像はなぎかわみん@mominagiさん提供、編集部で分割

画像はなぎかわみん@mominagiさん提供、編集部で分割
画像はなぎかわみん@mominagiさん提供、編集部で分割

どの地域のお菓子も、とても美味しそうに描かれている。

しっとりしていそうなものから、パリッとしていそうなものまで、食べたことのない銘菓でも、その触感が口の中に広がりそうだ。

筆者個人としては、宮城県の「萩の月」のカスタードクリームや、山梨県の「信玄餅」の黒蜜のとろっとした感じがたまらない......。

改めて見てみると、地域によって洋菓子だったり和菓子だったり、様々なスタイルのお菓子が「ご当地銘菓」として名を連ねている。

中には「これはここのお菓子だったのか...!」と気づかされることもあり、面白い。横浜出身の筆者としては、神奈川県の代表として地元の「ハーバー」が選ばれているのが嬉しい限りだ。

なお、イラスト中の

「九州 博多の女」は「福岡 博多の女」
「伊勢 赤福」は「三重 赤福」
「横濱 ハーバー」は「神奈川県 ハーバー」
「名古屋 ういろう」は「愛知 ういろう」
「仙台 萩の月」は「宮城 萩の月」

の間違いだと、作者のなぎかわさんが訂正している。

このまとめに、ツイッターでは

「けっこう食べたことないものある」
「他県の方とお菓子交換とか面白そうだね」
「知ってる物から、知らない物まで 気になるお菓子を食べてみたい!」
「こういうの見つけるとやっぱり自分のいる県を探しちゃうよね」

といった反応や、このまとめには描かれていない地元の銘菓をオススメするコメントが多く寄せられている。

作者のなぎかわさんは、どうしてこのようなご当地のお菓子まとめを作成しようと思ったのか。

Jタウンネットは25日、本人を取材し、話を聞いた。

「ひよこバトルは避けました」

早速この作品を制作した経緯を尋ねると

「緊急事態宣言の出ているこのご時世で、自由に行き来しづらい中、少しでも皆様に楽しんでもらえたらなと思い、#緊急事態宣言チャレンジとして、1日1お菓子描いておりました」

とのこと。期間は、二度目の緊急事態宣言が発令された21年1月8日から47日間。

各地域のお菓子の選び方については

「Twitterのフォロワー様と、某ゲームの同盟員様に聞き取り調査を行い、決め込んでいきました」

とする。ちなみに、なぎかわさんの出身地は、神奈川県とのことだ。

どれも食べたくなるようなお菓子のイラストばかりだが、どんなこだわりを持って描かれたものなのか。気になって尋ねると

「タッチに関しましてはリアルすぎず、デフォルメしすぎず、シズル感を保ってはいるけどイラストの良さみたいなものが出る様にこのタッチになりました」

とのことだった。

なお、今回の投稿の反響については

「みなさまのお菓子への、地域への熱い思いが本当にすごくてめちゃくちゃ楽しんで全コメント読んでおります。

みなさまが察している通り、ひよこバトルは避けました笑」

とコメント。「ひよこバトル」とは、愛らしい見た目と、黄身餡がたっぷり詰まった素朴な味わいが特徴のお菓子「ひよ子」を巡って、しばしばネット上で繰り広げられている論争のことだ。

実はこの「ひよ子」は福岡県飯塚生まれのお菓子。

しかし、64年の東京五輪をきっかけに東京に進出し、現在では株式会社ひよ子(福岡市)と株式会社東京ひよ子(台東区)、2つの拠点で「ひよ子」および関連商品を作っている。 東京駅や羽田空港などで広く販売されていることから東京みやげという印象も強くなってきており、福岡のものか、それとも東京のものなのか、というバトルが起こっている、というわけだ。

余談だが、以前Jタウンネットが「『ひよ子』は福岡銘菓?それとも東京みやげ?」をテーマに投票を行った際は、僅差で「東京」派が勝利した。

ところで、現在なぎかわさんはこのお菓子と同じようにイラストでグルメを紹介する「B級グルメ編」にもチャレンジしているようだ。

もうしばらくは自由な旅行がお預けとなりそうな今日この頃。

イラストを見て気になったお菓子をお取り寄せして、旅行気分を味わってみるのもいいかもしれない。

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