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愛媛の自動車屋のど真ん中を、路面電車の線路が突っ切っている理由

大久保 歩

大久保 歩

2021.02.25 21:00
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むしろアピールしてる

「中古車」ののぼりも...(c)Google
「中古車」ののぼりも...(c)Google

広報担当者によると、この場所には、伊予鉄道大手町線の線路がもともと通っていたそう。

「愛媛ダイハツ(販売)さんが今の場所に移転してきたのが1955年とのことなので、線路自体はもともとあって、そこに後からお店がやってきたという形ですね。その後、1967年に宮田町の停留所が作られたという流れです」(広報担当者)

愛媛ダイハツ販売は現在、線路を境目に、新車を販売する「松山店」と中古車を販売する「U-CAR松山」とに分かれている。

店の敷地を線路が通っているなんて使いにくいのでは......と思っていたのだが、同社の公式サイトでは、松山店のページに

「敷地内には伊予鉄市内電車の電停も有りアクセスもし易い立地となっております」

と記載されている。むしろ、交通の便のよさをアピールしているようだ。

この不思議な構造の駅を紹介した投稿について、リプライ欄では、

「なつかしいー、まだあるんやなぁ」
「当たり前すぎて異常に気づかなかった愛媛県民です」
「確かに言われてみればwww 地元の人間からすればごく普通のことで驚かなかったですが」
「懐かしい......昔近くに住んでました」

など、地元民と思われるユーザーからの声が多く集まっている。

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