ペットにする?おかずにする? 静岡のスーパーの鮮魚コーナーで、生きた「ネコザメ」が販売されていた
何用として売られているのかは不明
話題になっているのは、ツイッターユーザーのネギちゃん(@negicup)さんが2021年2月16日に投稿した写真。Jタウンネット編集部は18日、投稿主のネギちゃんさんに話を聞いた。
15日、たまたま買い物に行った静岡県富士市のスーパーで、写真のネコザメが売られているのを見つけたネギちゃんさん。
「ペットとして販売しているのか、食用として販売してるのか、どっちなんだろう」と思ったという。
「その後は、ネコザメは買わないで、帰りました。可愛いので飼ってみたいとも思いましたが、設備も無いので諦めました」(ネギちゃんさん)
ネギちゃんさんの疑問ももっともだろう。18日、Jタウンネットは続いて、ネコザメが売られていたという店に販売の理由を聞こうとしたが、「取材はお断りさせていただきたい」とのことだった。
そこで同日、静岡県下田市にある下田海中水族館を取材。同館は、ネコザメの繁殖賞(日本動物園水族館協会に加盟する園館の中で、飼育動物の繁殖に成功し、かつそれが日本で最初であったものに与えられる賞)を受賞している。
飼育課の都築信隆さんにネコザメの売買について聞いてみたところ、
「何用としてスーパーで売られているのかはわかりません。 観賞用としてペットショップで売られているという例はあるようですが、少なくともネコザメを食用として売るという話は聞いたことがありません。 静岡県で特にネコザメが食用として売られることが結構ある、という話も聞いたことがありません」
とのことだった。