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あなたの推しはどの「麗子」? 東京都美術館のガチャガチャがマニアックすぎる件

松葉 純一

松葉 純一

2021.01.31 17:00

「麗子像」というと、「おっ、知ってる」「おかっぱの女の子だろ」などと思い浮かべる読者が多いだろう。教科書で見た覚えがある人もいるはずだ。

その「麗子像」がなんと缶バッジになったらしい。2021年1月21日に投稿された、次のようなツイートが話題になっている。

しかもガチャガチャで手に入るようだ。

投稿者は東京都美術館ミュージアムショップの公式アカウント(@tobi_museumshop)。8000件を超える「いいね」が付けられ、今も拡散中だ(1月29日昼現在)。

ツイッターには、「素晴らしいセンス!」「付けたいような...そっと仕舞っておきたいような...」「ヤバい欲しい...」などといった感想が続々と寄せられている。なかには、「マニアック!」という声も......。

いったいなぜ「麗子像」の缶バッジなのか? Jタウンネット記者は、東京都美術館ミュージアムショップに取材することにした。

「麗子像」にはいくつも種類がある?

東京都美術館ミュージアムショップ公式アカウント(@tobi_museumshop)のツイートより
東京都美術館ミュージアムショップ公式アカウント(@tobi_museumshop)のツイートより

Jタウンネットの取材に応じたのは、東京都美術館ミュージアムショップの担当者だった。

「東京都美術館にて『没後70年吉田博展』開催にあたり、同時代に活躍した日本の作家を探したところ洋画家に岸田劉生がおり、有名な『麗子像』にはいくつも種類があることをこの機会に発信出来ないかと考え、缶バッジにしてみました」

現在、開催中の「吉田博展」(1月26日~3月28日)がきっかけとなったようだ。今回制作した麗子像缶バッジは全9種類、ミュージアムショップ限定のオリジナル商品だという。

毛糸肩掛せる麗子肖像(1920)
毛糸肩掛せる麗子肖像(1920)

缶バッジになった「麗子像」9種は、以下の通り

『童女図(麗子立像)』(1923)/『麗子微笑』(1921)/『麗子坐像』(1919)/『毛糸肩掛せる麗子肖像』(1920)/『麗子五歳之像』(1918)/『麗子毛糸肩掛けして人形を持つ肖像』(1919)/『野童女像』(1922)/『麗子微笑像』(1921)/『林檎を持てる麗子』(1919)

教科書や美術書などで見て、「麗子像」といえば「おかっぱの微笑む女の子」というイメージがぼんやりとはあるだろうが、実はたくさん種類があって、今回の9種類もほんの一部でしかないそうだ。

麗子五歳之像(1918)
麗子五歳之像(1918)

洋画家・岸田劉生は、ジャーナリスト、実業家として名高い岸田吟香の四男として、1891年、東京に生まれた。画家を志し、ゴッホやセザンヌといったポスト印象派から影響を受け、やがてデューラーなど北方ルネサンスの画家からの影響がみられる肖像画を描くようになったという。

愛娘・麗子の幼少期から16歳までを、水彩・水墨など多彩な表現方法で描き続け、現存するだけでも50点以上の「麗子像」を残したとされている。

麗子微笑(1921)
麗子微笑(1921)

ところで、ツイッターには大きな反応が多数寄せられているが、それについて東京都美術館ミュージアムショップの担当者に聞くと、

「ツイッターでの麗子像の人気にスタッフ一同驚いております。店頭では吉田博展期間はガチャガチャを設置しておりますので、ご来館の際お楽しみください」

とコメントした。

岸田劉生 缶バッジ5個セット 1000円
岸田劉生 缶バッジ5個セット 1000円

なお、缶バッジは、東京都美術館ミュージアムショップのオンラインショップでも販売されているという。

「来館が難しいお客様へWeb限定で5個セットの販売を開始いたしました。こちらも3月28日までの限定販売となっております」ということだった。

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