雪が降ると「犬は喜び庭かけまわる」 ←犬の本音は?動物病院に聞いてみると...
犬のホンネは?
大雪が降り、一面の銀世界に覆われた石川県内。人間は雪かきなどで大変ですが、動物たちはどうなのでしょうか?
童謡「ゆき」の歌詞の中には、「犬は喜び庭かけまわり」とありますが、本当にうれしいのでしょうか?
県内にあるドッグカフェを訪ね、質問してみると、おおよそどの犬も雪を見ると喜んで出ていったそうです。中には防寒対策をばっちりして庭で遊んでいたワンちゃんもいたようです。
いしかわ動物園のスタッフに聞いてみると、犬は変化を好む好奇心旺盛な動物なのだそうです。ですので景色の変化、においの変化には興味津々になるそうです。
銀世界に興奮する人間と一緒なのですね。
寒くないのかと言うことですが、犬の毛の生え方には「ダブルコート」「シングルコート」と二種類あり、ダブルコートの犬はかたくてしっかりした毛の間にふわふわやわらかい毛が生えていて、かなり暖かい構造になっているそうです。
また、オオカミが祖先なので寒さに強い習性を引き継いでいるとも考えられます。
しかし、はしゃぐと毛に雪玉がつくので、体を冷やしたり毛並みが悪くなったり、凍傷の原因にもなりかねないので、防寒対策はしっかりと行ってほしいそうです。
ちなみに他に寒さに強い動物は、レッサーパンダ。中国の山間部の寒い地域に生息しているので、寒い方がイキイキしているそうです。
レッサーパンダは、肉球が隠れるほどの毛量で耳の穴も毛でふさがれているんだそうです。
またトラもネコ科でありながら寒さに強く、いしかわ動物園のトラが氷の張った池に飛び込んだという逸話もあります。
(ライター:りえ160)