「ON AIR」サインが光ると、オンライン会議スタート 家族の「うっかり乱入」防止するオシャレなアイデアに反響
緊急事態宣言が出ている間は、できれば通勤を減らし、在宅でテレワークに、というのが一般的になりつつあるようだ。
そこで問題になっているのが、オンライン会議中に家族やペットが悪意なく乱入してしまう、というよくありがちな事案である。
とはいえ、日本の、しかも都市の住宅事情では、個人住宅の中にワークスペースを確保するのはなかなか難しい。ついうっかり家族が入り込んでしまっても、大目に見ていただきたい......そう感じている人も多いだろう。
そこで、こんな名案を考えた人がいる。2021年1月20日に投稿された次のようなツイートが、いま話題となっている。
写真は、放送局などで見かける「ON AIR」のサインランプだ。生放送中のような雰囲気を演出する、人気のインテリアのようだ。
「夫が会議中の時はオンエアになるようになった」というコメントが添えられている。なるほど「ON AIR」のサインが光っている時は、オンライン会議中というわけだ。これなら分かりやすいかもしれない。
グラフィックデザイナーのりりぃ(百合野杏子)(@_pnpn_)さんが投稿した、このツイートには、1万7000件の「いいね」が付けられ、目下拡散中である(1月22日夕現在)。ツイッターには、「ON AIR表示、素敵ですね」「これいいな!!!!!!めちゃくちゃ欲しい」などといった声が寄せられている。
Jタウンネット記者は投稿者・りりぃさんに詳しい話を聞いてみた。
「会議中だと一目でわかりやすくなりました」
「ON AIR」サインランプを付けた事情について尋ねると、投稿者・りりぃさんはこう答えた。
「夫はSE(システムエンジニア)なのですが、コロナの影響で在宅ワークに。仕事部屋には私の私物などもあるため、会議中だと気付かずに入室すると後で軽く怒られました......。ライトを付けてもらってからは、会議中だと一目でわかりやすくなりました」
「ON AIR」サインランプは、大手ネット通販で注文して、購入したそうだ。価格は、約1500円。
現在は、DIYの本棚のスペースがちょっと空いたスペースに両面テープで張り付けただけだという。
「まだ完成はしてませんが、今は横のスイッチでの点灯式なので、夫が電子工作をして部屋の手元スイッチで遠隔で点灯できるようにする予定です」
ツイッターの反響について聞くと、「皆さんDIY本棚をめちゃくちゃ褒めてくれるので夫も喜んでました」とりりぃさん。なるほど壁面を効果的に活用した本棚は、かなりの力作だ。「ON AIR」サインランプも格好の置き場所を与えられたようだ。
在宅ワークで奮闘中の皆様、家族による会議への「うっかり乱入」を防ぐためにも、「ON AIR」サインランプの活用を検討してみるのはいかがだろう。