「アロマオイルは持って行って正解」 新型コロナ感染体験者が語るホテル療養体験談
「アロマオイル、持って行って正解でした」
投稿者の「MIMI」さんは、「11月15日コロナ発症、16日PCR検査で陽性。19日からホテル療養、26日退所」とツイッターのプロフィールに記載している。アカウントは、情報収集と共有のために作ったものだそう。
具体的な症状を尋ねると、過去のツイートを参考にしてほしい、ということだった。そこで、ツイートから抜き書きしてみると......
・くしゃみとさらさらの鼻水
・筋肉痛のような体の痛み
・熱は基本的に37.1?37.5の間をいったりきたりで、平熱に戻るときもある
・嗅覚が無くなった、と感じる(シャンプー、柔軟剤の香りを感じない)
・鼻に水が入った後のような痛み。鼻の奥にツーンという違和感
などの症状が体に現れたと書かれていた。
ホテルでの療養中は、午前7時と午後16時に自身で検温したという。また「パルスオキシメーター」で酸素濃度と脈拍をはかりウェブで入力したそうだ。 パルスオキシメーターとは、指先や耳たぶなどに付けて、脈拍数と経皮的動脈血酸素飽和度(動脈を流れる血のなかのヘモグロビンが、酸素と結合している割合)をリアルタイムでモニターする医療機器だ。午前中には、体調を確認するための内線が看護師からかかってきていたという。
そんな療養生活で、MIMIさんが持って行ったよかった、と感じたのは以下の品々だ。
食事は、ホテルで出されるお弁当。食器類やお茶漬けの素は、食べきれなかった分をお椀に移して、お腹が空いたときにお茶漬けにして食べる、などの方法で活用したようだ。
また、マウスウォッシュは口の中をさっぱりさせるのに役立ったそう。
リストの画像にはないが、「アロマオイル」も持っていってよかった、とMIMIさんは別のツイートで呟いている。
「持って行って良かったものリストに アロマオイルの記載忘れてました。 体に害もなく手軽に確認出来るので、 持って行って正解でした。 同じものを嗅ぐ事で自分の中で昨日とどのくらい違うのか比較しやすかったです」
MIMIさんの嗅覚異常は、体調不良が出始めてから2、3日後に現れたという。
「最初は食事の香りが足りないな程度。
不安になりアロマオイルを思い切り嗅いでみたらちゃんと認識出来てた。(このあたりで病院で検査、翌日陽性の連絡)
翌日には更に香りが薄れて、お風呂でシャンプーの香りがしない、洗濯しても柔軟剤の香りもない」(20日のツイートより)
匂いを感じなくなっていたMIMIさんだが、ホテル療養中の21日にアロマオイルを試しに嗅いで見たところ、ほのかに香りを感じたそうだ。