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3芯あるのに赤しか書けない 島原鉄道「赤字ペン」の開き直りがすごいと話題に→なぜ制作?担当者に聞いた

松葉 純一

松葉 純一

2020.11.28 08:00
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「かつてない記録的な売上」

ノールックですぐに赤字線が引ける(写真提供は、すべて島原鉄道)
ノールックですぐに赤字線が引ける(写真提供は、すべて島原鉄道)

Jタウンネット記者の取材に応じたのは、島原鉄道の営業統括部担当者だ。

赤字ペン企画のきっかけについて聞くと......、「弊社代表・永井の思いつきがきっかけでした」と即答した。つまり社長のアイデアだったのだ。チラシの中には、社長のコメントというコーナーが設けられている。こちらをご参照いただこう。

社長のコメントもまじめそのもの
社長のコメントもまじめそのもの

ジョークでも、自虐でもなく、かなりまじめに考えて、赤字ペンは誕生したそうだ。

「もちろん、長崎県の小さな鉄道会社が何かおもしろいことをやっているな、と話題になれば、知名度も上がり、ひいては観光客も増えるかもしれないという期待があったことも確かです。おかげさまで、発売3日で約1000本販売しました」

島原鉄道の関連グッズではいまだかつてない記録的な売上の伸びだと、担当者は胸を張った。販売しているのは、島原鉄道沿線の駅、バスターミナルなどの他、オンライン通販「しまてつショップ」でも購入できる。

3色すべて赤字ペン、太さが違うのだ
3色すべて赤字ペン、太さが違うのだ

経営改善で「黒字ペン」発売も?
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