生クリームの「6分立て」と「7分立て」 何が違うか分かる?
2020.11.26 08:00
[ちちんぷいぷい-毎日放送]2020年11月11日放送の「へえ~のコトノハ」のコーナーでは、お菓子作りで使われる用語について専門家に聞いていました。
番組では、大阪調理製菓専門学校(大阪・泉大津)の吉本薫さんと、クリスマスのケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」を作りながら用語を学んでいました。
「さっくり混ぜる」意味分かる?
まず紹介されたのは、スポンジケーキのメレンゲを「7分立て」にすること。
メレンゲのほか生クリームのレシピなどでもよく見る「○分立て」。何が基準となっているのでしょうか?吉本先生に聞くと...
「6分立て」→泡立て器ですくいあげても下に落ちる
「7分立て」→メレンゲが残り先が少し垂れる
「8分立て」→先がまっすぐ立つ=つのが立つ状態
とのこと。
次に、「さっくり」混ぜるという点。お菓子作りで使われる「さっくり」とは、生地をつぶさないように大きく混ぜること。スポンジケーキなどやわらかい生地の混ぜ方で、ボウルを回しながら底からすくいあげるように混ぜます。
一方、よくある「切るように」混ぜるというのは、数字の「1」を書くように混ぜること。クッキーなどサクサクした生地の混ぜ方だそう。
最後に「乳化」。チョコ(油)と生クリーム(水)など、水と油がつながることを「乳化」といいます。ヘタにすると分離してしまうということです。
吉本先生のご指導のもと、おいしそうなケーキが完成。
おいしいお菓子づくりは用語を正しく知ることから...ということで勉強になりました。
(ライター:まみ)