「夜泣きで眠れず...趣味の釣りが楽しめない。子育てと自分の時間、どうすれば両立できますか」(埼玉県・30代男性)
職場の人間関係や恋愛相談、身体のコンプレックスから性の悩みまで――。読者から寄せられた多種多様な悩みを、「自己防衛おじさん」こと占い師の鉄平さんが、真摯かつユーモラスに回答していく。
子育てと趣味のバランスをどうすればいいのか――。そんな悩みを編集部に打ち明けたのは、埼玉県に住む30代男性で団体職員のU太郎さんだ。
趣味が釣りで、よく明け方からフィッシングを楽しんでいた彼に、最近第一子が生まれたという。
幸せも、つかの間。子育ての大変さに直面し、なかなか自分の時間が取れないそうだ。
釣りに行く時間を、どうすれば増やせるのか...。そう悩むU太郎さんに、自己防衛おじさんはどんな助言を送るのだろうか。
「何事もあきらめが肝心」
読者のお悩み
最近、趣味に時間が減ることに対して悩んでいます。
趣味は釣りなのですが、今までは日の出前、日中、日の入り前という3つの時間帯で釣りをしていて、主に日の出前に行くことが多かったです。
しかし、最近第一子が産まれ、大変めでたい状態なのですが、子供の世話や夜泣き等でなかなか自分の時間が取れず、日の出前の時間帯の釣りにも行けてないのが現状です。
釣りに行く時間を工面する良い方法はないのでしょうか?
自己防衛おじさんの回答
釣りを楽しみたい――。つまり、独りの時間を作りたいということなのでしょう。
現実的には所帯持ちの創成期に、なかなか難しい話。子供を連れ出せる年齢になるくらいまでは特に厳しいのではないでしょうか?
やはり何事もあきらめが肝心。独身時代に出来ていたことが一生できなくなったわけではなく、長い目で見ると一時的に時間が作れなくなっているだけ。
この時期、子供の世話をそこそこに、自分の時間を優先してしまうと、夫婦間に摩擦が発生することにもなりかねません。家族の時間を優先しつつ、隙間の時間を作れるように慣れてきたタイミングで、趣味の活動へ復帰することの方が現実的ではないでしょうか?
そしてしばらくの間は家に居ながらにして独りでできる趣味を見つけてみるのも良いかもしれません。プラモデル作りやゲームに没頭するのも良いでしょう。絵画や小説の執筆などステイホームで出来る趣味的活動は多くあります。
あるいはこれを機会に趣味に走らず、子供と過ごす時間に喜びを見つけるのも良いかもしれません。
二度と戻ってこない子供の成長に立ち会うその時間は魚釣りとは比べようもない、独身では経験できない唯一無二の大切な時間。自分以外の大切な存在のため、少しの間利他的に生きてみることで、きっと慈愛に目覚めた新しい自分に出会えるはずですよ。
Jタウンネットでは、読者の「お悩み」を募集しています。読者投稿フォーム、公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージもしくはメール(toko@j-town.net)で、悩みの具体的な内容(200字程度)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。