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厳島神社の「工事現場ライトアップ」が神秘的と話題に 修理中なのになぜ?市に事情を聞くと...

横田 絢

横田 絢

2020.11.04 06:00
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今しか見られない、希少価値の高い光景

錦水館がこの写真を掲載しているのは、ナイトツアーやナイトクルーズなどに関する情報が書かれているページだ。なぜ、この写真を使っているのだろう。

Jタウンネット編集部が20年10月30日、同館の支配人に電話取材したところ、

「鳥居の写真を使ってしまうと、鳥居が見えるという風に誤解を招いてしまうので、あえて今のこの工事の足場のかかっている状態を見ていただけるという意味で、この写真を使っています」

とのこと。宮島に来る観光客の中には、鳥居が工事中であると知らず、「せっかく来たのに鳥居が見えない」と漏らす人もいるという。

そういった人たちに現在の状況を認知してもらうため、というのがサイトに写真を載せている1番の理由だそうだ。

また、工事期間中しか見ることができない光景なので、あえて見てもらっているという意味合いもある、と支配人。

「いい風景かどうかって言うと微妙ですけど...。私自身も30年いて初めて見る光景ですし、もっと上の世代の方、60代、70代の方にとっても、こんな感じの足場を組んでいるのは初めての光景だと思います。
昭和の前半の工事の時にも足場はありましたけど、丸太を組んだものだったので、(今回の工事の様子は)本当に希少価値があるとは思いますね」

と語った。

工事現場のライトアップは夜間、毎日されており、潮が満ちている際はシーカヤックなどで、干潮時は歩いて足場の近くまで見に行けるそうだ。

工事現場をライトアップする理由は
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