これは秋?冬?それとも夏...? 季節が混ざってしまったようにしか見えない長野の山々に絶賛
秋もすっかり深まってきた。紅葉が楽しめる季節である。長野県北西部に位置する白馬村では、まるで季節が混ざったかのような、不思議な景色を見ることができるという。
2020年10月27日、次のような写真付きのツイートが投稿され、話題となっている。
ツイートには、投稿者・イナガキヤスト(@inagakiyasuto)さんの「白馬村の季節が本気で混ざるとこうなる」というコメントが添えられている。それにしても、見事な紅葉だ。
ツイッターには、こんな声が寄せられている。
「冬の足音と、秋の名残が共存している世界は、本格的な冬の訪れの少し前に、カミサマが与えてくれたご褒美のようなシーズンですね」
「紅葉と雪山のマッチング素晴らしいです」
「本当に本気で季節が混ざっていますね」
「もうため息しか出ない...素敵です」
Jタウンネットは、投稿者・イナガキヤストさんに詳しい話を聞いた。
冠雪、紅葉、緑...「三段紅葉」と呼ばれている
イナガキさんによると、撮影日時は10月27日の午前中で、撮影場所は岩岳山頂にある「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」のテラスとのことだった。白馬岩岳ゴンドラリフト「ノア」山麓駅から約8分で上る、標高1289メートルの山頂テラスである。北アルプスの絶景が一望できるという。
この撮影時の状況を、イナガキさんはこう語った。
「三段紅葉と呼ばれていて、HAKUBA MOUNTAIN HARBORのテラスからは標高差 2200メートル を一望できるので、運が良いと『山頂の冠雪』『山の中腹の紅葉』『麓の緑』を同時に見ることができるんです。
今回タイミングは合わせて行ったつもりでしたがここまで素晴らしい状態で見ることができて感動しました」
ツイッターにはいろいろな反響があったようだが、イナガキさんが印象に残ったものは? と聞くと、「『地元なので嬉しい!』『行ってみたい!』『壁紙にしたい!』というコメントが多くあり、印象的でした」と答えた。
とくに、「『季節が混ざる』ってめっちゃすごい表現・・・!」と反応してくれた人がいたことは、嬉しかったようだ。
長野県白馬村の紅葉は、ちょっと見逃せないかもしれない。季節の中に、混ざり込んでみたいものだ。