他県民は見たことすらない? 石川県民が押し寿司に使う「謎の青い物体」とは
2020.10.24 06:00
秋祭りやお祝い行事に使われる
石川県では、秋祭りなどに食べる押し寿司しの上に「紺のり」を乗せます。
県内のスーパーのお寿司関連の売り場にもちゃんと紺のりが置かれています。やはり秋によく売れるそうです。
作られる押し寿司は、家庭ごとに具材や味付けはさまざまで、各家庭ごとに味があるのです。
番組が北陸学院大学で食物栄養を教えている教授に話を聞くと、やはり紺のりは石川だけの食文化で、強い色素を使って華やかに見せるために使われているそうです。
トッピングに桜エビの赤と紺のりの青があるだけでとてもきれいに見せます。
また、紺のりは獅子頭の毛や獅子舞の蚊帳の色を模したという説もあります。
華やかなハレの日を祝う色どりの良いごちそうなのですね。
(ライター:りえ160)