ゆめタウン、ラ・ムー、エブリイ、ハローズ... 中国地方民の「御用達スーパー」勢力図がこちら
日本各地にあるご当地スーパー。
旅先で見かけると「こんなスーパーもあるのか」と思うこと、しばしば。地元の人にとっては馴染みが深くても、他の地域の人からすると「何この店...?」というケースも少なくない。
中国地方を1つ例にとってみよう。
こちらはツイッターユーザーのiqaringさんが2020年10月11日に投稿した画像だ。
スーパーの名前やロゴが、各地域に置かれている。
投稿者によれば「中国地方の皆さま御用達のスーパーを集めてみました」とのこと。
関東出身の筆者が知っていたのは、広島県に本社を置く「マックスバリュ西日本」くらいだった。
みなさんの出身にもよるだろうが、どれくらい知っていただろうか。このツイートは14日夕までに1万8000件以上の「いいね」が付くほど話題に。
MAPを見た人からは「よく使用してた」「懐かしい」といった声が寄せられている。一方で近畿地方や沖縄など、他地域に住む人からは「ダメだ...一軒も知らない」「未知の世界で驚きました!」などといった反応が。
Jタウンネット編集部は、投稿者のiqaringさんに制作理由などを聞いてみた。
ロゴの大きさで規模を表現
iqaringさんは現在京都に住む大学生。出身は愛媛県だという。MAPを作ったきっかけを聞いてみると
「飲み会で話し相手の地元のスーパーの話をすると思いの外盛り上がったからです。また実家が卸問屋をしていて、幼少期から視察などで全国のスーパーを訪れていたのでそれを振り返る意味でも面白いかなと思い、作成しました」
と話した。ロゴの配置条件は「本社や本部が中国地方にあり、複数の店舗を運営していること。10億円程度の売上を目安にしている」とのことで、iqaringさんが訪れたことがあるスーパーのみ記載しているという。
「都合上、複数のブランドを展開している企業については最もメジャーなものを載せるようにしました。ロゴは本拠地になるべく近いところに規模に応じた大きさで配置するようにしています」(iqaringさん)
iqaringさんは投稿に反響があったことについて
「地方スーパーは再編や他業種との競合など苦しい時代ですが、それぞれの個性を磨いて生き残ってほしいと思います。
『〇〇の魚が美味しい』や『〇〇が最近改装してオシャレになった』など、地元トークが繰り広げられているのを見るのが今の楽しみです。地方出身者のオアシスのような場所になれば幸いです」
と述べた。
みなさんには、行きつけのスーパーがあるだろうか。