「こんな沢山あるんだね」「集めたくなった」 旅先でゲットした交通系ICカードで作った日本地図に反響
「『ご当地お土産』という認識で集めています」
Jタウンネットは25日、投稿者のもりっつさんに詳細を聞いた。
もりっつさんは大阪府在住の20代男性。ICカードを集め始めたのは2年ほど前からだそう。
「デポジット代500円を払えばゲットできる『ご当地お土産』という認識で集めています」
と、収集の理由を話す。
全部で30枚以上あるカードは、購入後どうしているのだろうか。
「相互利用可能な交通系ICカードは、旅行終わってからも地元で残高がある限り使用しています。ただ、その地域でしか使えないICカードは、可能な限り現地で使い切るようにしています......笑」(もりっつさん)
SuicaやPASMOのように広範囲で使えるものもあるが、ごく限られた地域でしか使えないカードも多くある。
リプライで寄せられたものだけでも、交通系ICカードは全国各地にまだまだ種類があるようだが、もりっつさんが今欲しい交通系カードは何なのだろう。聞いてみると
「まだ持っていない交通系ICカードはたくさんあるのですが、そのなかでも『日本一残念』とも称される福井のICOUSAカードはいつかゲットしたいなと思っています」
とのこと。
「ICOUSA」とは、「まちづくり福井」が発行するICカード。Jタウンネットが19年2月に同社の社長を取材した時点では、市内4ルートを走るコミュニティバス「すまいる」の運賃(100円)にのみ使用できる、としていた。(「日本一残念な交通系ICカード「ICOUSA」 どうしてこうなった?社長を直撃すると...」)
今回、交通系ICカードを日本列島の形に並べて投稿した経緯について、もりっつさんは
「数年前に他の人がやられているのを思い出して、真似して日本列島を模して並べたのですが、まさかここまで大きな反響になるとは思ってもいませんでした......苦笑」
と答えた。またツイッター上で話題となったことの感想を聞くと
「現在、JR各社などが地域交通用の交通系ICカードの導入を検討しており、来年春には宇都宮で『totra』という新しいSuica地域カードが登場します。今後も様々な種類の交通系ICカードが誕生していくと思いますので、これを機会に興味を持って頂ける方が増えたら嬉しい限りです」
とのことだった。