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もはや観光スポット? 高知発・機械式地下駐車場「エコパーク」が特撮みたいでカッコいい

笹木 萌

笹木 萌

2020.09.19 18:00
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技研「子供たちの刺激になれば」

Jタウンネットは9月11日、この地下駐車場を作った技研製作所(本社:高知市)に詳しい話を聞いた。

「エコパーク」の内部(提供・技研製作所)
「エコパーク」の内部(提供・技研製作所)

オーテピアに設置されているのは、機械式地下駐車場「エコパーク」。1994年12月に1号機が誕生したシステムで、オーテピアには開業前の2017年12月に竣工された。

技研製作所の担当者によれば、同施設に設置されたエコパークの地下収容スペースの深さは約14メートル、直径は約17メートル。

また、同施設のエコパークには車60台が格納可能。平置き駐車場であれば、同数の車を収納するのに1400平方メートル以上のスペースが必要だが、エコパークの地上スペースは入出庫ブース(45平方メートル)のみ。また入出庫に要する時間が「平均32秒」と迅速であることも特徴の一つだ。

「エコパーク」の地上部(提供・技研製作所)
「エコパーク」の地上部(提供・技研製作所)

地下イメージ(提供・技研製作所)
地下イメージ(提供・技研製作所)

地下駐車場「エコパーク」は、「地上に文化を、地下に機能を」というコンセプトのもと開発された、と担当者。同じコンセプトで地下駐輪場「エコサイクル」もあるそうだ。その多くは地下内部を見ることができるよう、地上部に特殊ガラスを採用しているという。

担当者は、中の様子が見れるようになっている理由について、

「ただ駐車するだけでなく、機械が動く様まで楽しんでもらいたいです。また、名所・ランドマークになると同時に、高知発、日本発でこんなにすごい技術があると、世界中に知ってもらえればと思っています。特にオーテピア様は、図書館、科学館を有した学びの場であるため、訪れた子供たちの刺激になればと考えています」

と説明している。

オーテピアを利用した際は、ガラス越しにエコパークを覗いてみるのもいいだろう。技研製作所の担当者は、エコパークがツイッターで話題になったことについて、

「当社の技術を楽しんでいただき、また創業の地・高知で話題になったとのことで光栄です。高知発、日本発の技術として世界中に広げてまいります」

とコメントした。

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