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「広島県民専用」の健康アプリがあった 普通と何が違う?導入するメリットは?担当者に聞いてみた

Jタウンネット編集部

Jタウンネット編集部

2020.09.18 11:00
提供元:広島県

普通のアプリと何が違うの?

アプリのポイント確認画面。達成報告でポイント獲得もできる。
アプリのポイント確認画面。達成報告でポイント獲得もできる。

まず、みらい健幸アプリの概要を説明したい。

アプリでは、スマホのセンサーから取得される実測値を使用し、歩数や上がった階段の数などが記録されていく。自身で設定した目標値を達成すると、ポイントが貯まる仕組みになっている。

また、アプリの利用者はスマホを持って指定されたコースを歩く「モバイルスタンプラリー」に参加が可能。チェックポイントを歩いてスタンプを集めて、ポイントを貯められる。

このポイントを使って、将来的には、提携先の地元企業などでクーポンの提供を受けたり、賞品が当たる抽選に応募したりできる。つまり、自分が設定した目標を達成し、健康への努力を積み重ねると、日々の生活でお得に買い物ができ、運が良ければ素敵な賞品がもらえる。

今まで、散歩はおろか、体重計に乗ることすら三日坊主になりがちだった人でも、ポイントが貯まることで、自然と歩数増加、階段の利用などが増えるかもしれない。

筆者が実際に使ってみると、自分が頑張った分、ポイントがどんどん増えていくことが実感でき、わずか数週間の利用で1000ポイント以上を獲得できた。将来的なクーポンなどの実装を前に、今からポイントを貯めておくのもよさそうだ。

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もちろん、ポイント利用以外にも大きな魅力がある。

このアプリに記録されたデータは健診記録、病歴といった医療情報と連携でき、健康管理が簡単にできるようになる。将来的には、データを地域の保健師などと共有できるようにすることで、専門的なアドバイスや指導を受けられるようになるという。

また、アプリ利用者が承諾すれば、自分のデータを大学などの医療機関、製薬メーカーといった企業に提供ができる。自分がデータを送ることで、研究や分析に役立ち、社会貢献につながる自治体にもデータを提供し、保健指導の参考データとして活用することも可能だ。

現在でも自治体の保険者による生活習慣病予防の保健指導は実施されているものの、定期的な電話や訪問による指導にとどまっている。

アプリの利用でリアルタイムに健康状態の実態を把握し、AIのリスク分析データと併せて、利用者に分かりやすく、指導者の負担も少ない新しい保健指導が実現するようになるという。

つまり、このアプリを広島県民が使い、データを共有していくことで、自らの健康を守ることはもちろん、地域全体の医療システムをより充実させていくことにも繋がるというわけだ。

アプリの未来は?担当者に聞いた
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