足に浮かび上がった「謎の斑点」 病気かと思って怯えていたら、犯人はまさかの「アレ」だった
足の表面に謎の斑点ができた――。こんな投稿が、ツイッターで注目を集めている。
こちらはツイッターユーザーの反王ケンラウヘル(@kenrauheru)さんが2020年9月13日に投稿した写真。映っているのは、両足に浮かび上がる茶色い斑点。片足に、それぞれ6、7個の丸い点が目につくが、投稿者は、こう呟いている。
「先週あたりから足の表にできた謎の斑点、何という病気か調べても一切出てこず悩んでいたが、今全てが解決した」
病気と思って調べてみるも、正体不明の斑点。ところが、斑点の原因は身近なところにあった。
なんと投稿者の両足に出来た斑点は、クロックスのサンダルによる部分的な日焼け痕だったのだ。
日焼けと判断した決定打があった
14日、Jタウンネットは投稿者の反王ケンラウヘルさんに詳しい話を聞いてみた。
両足の斑点に気づいたのは、9月第1週あたりだという。
「本音で言うとコロナにかかったのでは、という不安に駆り立てられ『コロナ 斑点 症状』と検索しました。割と笑えない状況で、人に言えませんでした。ただ熱などの症状もなく、自分は感染した可能性があると思い込み、極力外出を控え、なんなら家の中でもマスクをしていました」
と、原因不明の「症状」にかなり怯えていたらしい。この斑点がクロックスによる日焼けに過ぎないと気づいたのは、彼の子供たちが遊んでいた簡易プールでのことだ。
ファミコンや東京ディズニーランドと同世代だという彼は、息子たちが遊んでいた簡易プールを片付ける際に、何気なく足だけを入れて涼んでいたそうだ。
斑点が、クロックスによる日焼けだと判断する決定打になったのは、プールから足を出しクロックスを履こうとした時のこと。穴に付けていたチャーム(赤い宝石やバッチなど、クロックスを飾るアクセサリー)が外れていたため、クロックスに嵌(は)めようとしたところ
「まさか...」
と思ったという。斑点とクロックスの穴が同じような丸い形だったことに加え、チャームを付けていた場所にだけ、斑点がなかったのだ。
もしかして、新型コロナウイルスに感染しているのかも...、と恐れていた彼。ところが斑点を作っていたのは、クロックスのサンダルと判明。気づいたときは
「不安から一点『アホくさ!』と笑いに変わりました。ビーチサンダルとかの日焼けあとだったらわかりやすいのですが、見事な斑点だったのと、日焼け具合が妙に土気色で病的な色合いだったので、割と本気で不安だったのでした。ですが、このアホくささを何気なくツイッターにアップして笑い飛ばそうとした次第です」
と思ったという。14日昼時点では、斑点はまだくっきりと残っているそうだ。
反王ケンラウヘルさんはクロックス愛好者。日中クロックスで過ごしていることに加えて、8月末くらいから
「コロナ禍で人に会わないし、別にクロックスで運転もできるからいいか」
と思いはじめ、バイクの運転中はクロックスを履きっぱなしだったという。また炎天下の中でも、ロングツーリングを楽しんでいたそうだ。
そんな彼だが、今回の「日焼け」を経て、「これからは靴下を履いてクロックスにしようと思います(笑)」と述べた。
彼が体験したサンダルによる部分的な日焼け。投稿には、こんな声が寄せられている。
「よかったw同じ症状の人がいたw」
「あっこれは海とかでクロックス履いてるとあるあるなwww」
「全く同じ現象に悩まされてましたが解決しました ありがとうございます」
また「クロックス日焼け病」と斑点状の日焼けに名前を付ける人も。彼は反響に対して、こう述べた。
「謎の共感というか連携感というか、そういうのを見ながらほくそ笑んでいます(笑)。
あと足もそうですが、クロックスも『汚い』という意見が大量にあったので、既にこのクロックスは数年履き続けているので、磨いてあげようと誓いました(笑)」
今年の猛暑で、日焼けした人も多いはずだ。思わぬ日焼け跡ができた人は、いるだろうか。